Even a chance acquaintance is decreed by destiny.

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こんばんは月

 

今日、福岡青年会議所主催の公開例会と言うものに初めて行ってきました。

講師は、有名な百田尚樹さん。

 

本当にたまたま、Facebookだったか何かSNSで、海賊とよばれた男を調べていた時に偶然、この講演会があるのを知りました。応募者多数の場合は抽選とのことだったので、きっと当たらないだろうと思い申し込んだら運よく当たり、本当は仕事だったのですが、これもまた運良く休みを交換してもらうことができ、聞きに行くことができました。

 

 

http://www.fukuoka-jc.or.jp/?post_type=reikai_info&p=4345

 

 

こういう講演会に初めて行ったのですが、いざ行ってみると

ん?

何か、スーツの人多くないか…と、服装でやっちまった感(笑)

バリバリのジーンズというカジュアルな服装で行ってしまったのでちょっと浮き気味だったかも

確かに、平日の夜からでしたので、仕事帰りの人が多かったからだったのでしょうけど笑

それに、なかなか高級なホテルが会場でしたので、よくよく考えてみたら少し綺麗目な服装が良かったのかもしれませんが、まあ気にしない笑

 

青年会議所と言うくらいだから、勝手に若い人が多いかなとか思ってたんですけど、全然そんなことなく。

40歳位から百田さんと同じ年齢位の人が多い印象でした。

何か、若者があまりいなかったので、個人的にそちらの方が不安でした笑

 

 

「開場5分前」

という、表示がバーンと出てから確実に10分は経ったよな…

よく見るとタイトルの「地域への愛着心」って書いてあるけど、やばいわー福岡住みやすいとは思うけど、愛着心かあ、福岡好きになろう!みたいな内容とかだったら、つまらんなーとか、待ち時間が長く無駄に考えて心配になってしまったのですが(笑)

 

 

「百田さんの入場です!皆様ご起立をお願いいたします!」

まさかの起立!

全員起立と拍手で百田さんをお出迎え(笑)

「起立とかせんでええよ」

という関西弁が聞こえ、百田さん入場。

「全員起立で迎えられたのは初めてです」

と、入場早々、笑いを取ってて流石です。

 

 

結論から書きますと、講演はとても面白かったです。

はっきり言ってしまうと、タイトルの「士魂商才の実業家から学ぶ人生哲学と地域への愛着心」は、あんまり関係なかった(笑)

いや、それがまた良かったんですけどね。百田さんが喋りたいように好きにしゃべる。変に堅苦しさはなく、わかりやすくテンポよく喋る。

流石関西人とでも言いましょうか、口が良く回る回る(笑)

そして、ただ喋ってるだけではなく、笑いも取ってて聞いてて全く飽きない。

 

 

 

講演内容として、百田さんが書かれた本、特に「永遠の0」と「海賊とよばれた男」について、語る感じでした。

話している内容で特に印象的なことを以下列挙。

 

福岡の90歳代のおじさんマジシャンの話。

このおじさんは88歳(確か)から整体師の資格を取った。百田さん自身が50歳の時に新たなことを始めようと思ってた時に、もうこの年だから無理だって思ってたけど、このおじさんマジシャンの映像(探偵ナイトスクープから)を見て、新しいことを始める=小説を書くことを始めた。

→勝手に、人生何か始めるのに遅すぎることはない!と言いたかったに違いないと解釈(笑)

しかし、探偵ナイトスクープを手掛けている百田さんですら、自分の人生なんだったんだろう…と思った時期があるとは、正直驚きました。誰しもが通る自問なのかもですね、ってまだ20代の私が言えることではないですが…

 

日章丸事件の話。

日章丸をアバダンに送る際に、大変なハードルがいくつかあったが、みんな自分の立場とかよりも、日本の復興のために、行動した人がいた(通産省の官僚だったか、保険の人だったかが福岡の人間)。

 

週刊誌のグラビアページの袋とじを考えたのは、講談社の加藤!(笑)

開くと実はあんまり大したことが無い(あんまりエロくない)、あの袋とじに何十年とだまされてきてます!

この加藤さんって人と、百田さんはとても仲が良いみたいです。誰か存じ上げませぬが…

 

永遠の0を書き始めた理由の話

百田さんのお父様が、戦争経験者らしいのですが、百田さんの子供の頃は、戦争の話とかを実際によく聞いていたそうです。しかし、孫、つまり百田さんの子供たちには全然戦争の話をしなかったそうなんです。

それを、百田さんのお父様が死んだときに、そのお父様の世代と孫の世代に、歴史の分断がある。受け継いでいってないということに気づき、それをちゃんと伝えていく切っ掛けを作る必要があると思い、書き始めたそうです。

確かに、戦争経験者の人から直接、戦争の話を私も聞いたことはありません。

しかし、その経験者たちがどんどん亡くなっていっているという現実。これを聞いて、確かに戦争を全く知らない世代だからこそ知らなくちゃいけないよなあと思いました。

で、このお父様やお母様が対象生まれらしいのですが、大正生まれの人たちは”一番不幸な世代”ですと。なぜなら、20歳という一番良い年頃に大東亜戦争に駆り出されたから。でも、この人たちが敗戦後必死で働き復興を支えたため、すみません、ちょっと度忘れしたので正確な表現ではないのですが確か、”一番誇れる世代”とも言ってました。

しかし、話を聞いていてしみじみ思ったのですが、敗戦からたったの70年位しか経ってないんですよね…

 

 

とまあ、ダラダラと書いてしまいましたが、内容としましては、こんな感じのことを話してました。思い出しながら書いたので、まとまりが悪くてすみません。メモとかしてたら良かったのですが、あの口の速さというか、ポンポン話す感じから、メモは無理でしたね(笑)とてもじゃないですが、きっと手が追い付かなかったと思います笑

個人的には、もう少し出光佐三のこととか話しても良かったのよ?とも思いましたが、面白かったので満足です。

 

 

しかし、個人的に最大の疑問は、百田さんに日章丸事件を教えてあげた女性。なぜ彼女は、ほとんどの人が知らなかった日章丸事件を知っていたのか…笑

 

 

冒頭でネタに、「きっと今回も朝日新聞に失言を書かれると思う!」と笑いをとってましたが(笑)、面白い方でした。時に少し過激なのかもしれませんが、嫌いじゃないです(笑)

また講演会とかあれば、聞きに行きたいです。

 

 

以上。