それいけ、卵卵、脚本家 -32ページ目

それいけ、卵卵、脚本家

昼はサラリーマン。夜と週末を使い、せっせと脚本を書いているわたしの日常、非日常です。

マイケル,バー ゾウハー, アイタン ハーバー, Michael Bar‐Zohar, Eitan Haber, 横山 啓明
ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え

暴力の連鎖は、世界中はもちろん、日本中でも、ささいな実生活でも、今ならネット上でもある行為なのかもしれません。


連鎖はいつかは誰かが断ち切らない限り、無限に続くものなのです。∞です。


『ミュンヘン』は制作前はパレスチナから抗議され、完成後はイスラエルから抗議されるという、いわば被害者、加害者双方から支持されない映画です。何が被害で何が加害かこれまた難しいのですが。


今、トリノ冬季オリンピックが開催され、話題を呼んでいますが、さかのぼる事、1972年9月6日の出来事。

ミュンヘン・オリンピックにパレスチナゲリラ、「ブラック・セプテンバー」が乱入、イスラエル選手団を襲撃した平和な祭典にふさわしくない有名なテロ事件ですが、イスラエルのモサド は事件後ある作戦を決行します。


それは、イスラムゲリラ11人を探し出し、全員を手段を選ばず、殺害する計画です。


作戦名は「神の怒り作戦」。報復の物語はここから始まります。


何が正義なのか。


暗殺団は任務を重ねるたびに、自分に問いかけ、そして悩み続けます。


この戦いは本当に正しいのだろうか、と。


自分はいったい何者なんだろう、と。


自分にそんな権利がはたしてあるのだろうか、と。


自分は単なる人殺しにすぎないのではないか、と。


監督スティーブン・スピルバーグはユダヤ系アメリカ人ですが、事実関係を冷徹に描いています。

だからこそ、2つの国(1つは自治区ですが)から支持されなかったのです。


脚本はトニー・クシュナ―。


ワーナー・ホーム・ビデオ
エンジェルス・イン・アメリカ

「エンジェルス・イン・アメリカ」で20世紀10本の最優秀台本の1つに選ばれています。


もう一人います。

エリック・ロスです。



ビクターエンターテインメント/CIC・ビクタービデオ
フォレスト・ガンプ 一期一会 ― スペシャル・コレクターズ・エディション

ポニーキャニオン
インサイダー

「フォレスト・ガンプ」や「インサイダー」で有名な脚本家です。


今年いちばんの映画かもしれません。暗い話ですけど、、、。













タミヤ
1/72 ウォーバードコレクション WB-16 ダッソーミラージュ2000C

飛行機に魅了される人は、多いと思います。

機能性を重視したデザインの戦闘機はたとえそれが武器であっても、その軽快な動きを見るのが好きな人もまた多いのではないでしょうか。

ナイト・オブ・ザ・スカイ 」はミラージュ2000 の魅力を余す所なく画面一杯に伝えてくれそうです。

CG全盛の世の中ですが、実写の迫力にはまだまだ負ける所があります。

映画の魅力の一つに、どうやって撮ったんだろう、というのがあります。

動きの激しい戦闘機ならなおさらです。


監督はジェラ―ル・ピレス。 

ポニーキャニオン
TAXi

今回もTaxiのアップテンポなカット割り以上のものを見せてくれると思います。


脚本はジル・マランソン。


Luc Besson, Gilles Malencon, 入間 真, リュック ベッソン, ジル マランソン
ミシェル・ヴァイヨン

監督も元レーサー、脚本家もレースの話を書いています。

やはり、血が騒ぐのでしょうか?

新藤 兼人
ひとり歩きの朝

わたしが敬愛する日本最高齢にして、いまだ脚本家、監督として現役の長老、新藤兼人先生。


脚本家初デビュー作が「ある脚本家の物語」。

自伝なのですが、新藤先生の事を身をもってささえてくれた最初の奥さんが、最後は吐血して死んでしまうまで、さまざまなエピソードを交えて描かれています。


作風は基本的に人間の生と死を中心に描かれていて、決して明るい内容とは言えないでしょう。

いい意味でも悪い意味でも、残酷な人生がテーマです。

でも、これだけ人間を深く掘り下げた方はたぶんいないのではないでしょうか。



角川エンタテインメント
鬼婆

『鬼婆』は怖かったです。あれを観たら、最近のホラー映画は全然、怖くないと思います。

貞子より、呪怨ちゃんより、人間が一番怖いのです。


最後の奥さんは乙羽信子さんです。

彼の映画にも著書にも出てきます。

本当にこの方を生涯で愛しているのがわかりました。


彼の戦友は殿山泰司さん。

ジャズとミステリーとウイスキィ(昔はこう呼んだらしい)を愛し、雪駄でどこにでもいき、安アパートで過ごし、生涯を映画に尽くし、そして、死んでいった方。


殿山 泰司
バカな役者め!!
角川エンタテインメント
三文役者 特別編

質屋のオヤジとかアパートの管理人とか風呂屋の番台とかを、ダミ声でべらんめえ口調で話し、とても演技とは思えないくらい、地味な役どころだけど、毎回必ず映像のどこかで見かけた方でした。

『三文役者』はそんな彼の生涯を見事に映像化しています。


映画関係の方は創造的であると同時にどこか破滅的な面があります。

それらがすべてエネルギーとなり、原動力となるのでしょう。

高齢でも、元気な方が多いのは、そのせいでしょうか。

あと、精力的なのも。

見習いたいです。



アンソニー・スオフォード, 中谷 和男
ジャーヘッド-アメリカ海兵隊員の告白

昔、自衛隊の駐屯地にはじめていった時の印象は『学校みたい』でした。


オープンハウスでアメリカ軍の基地にいった時は『まるで一つの街みたい』でした。


軍隊物の宿命として、ほとんど男ばかりで、海兵隊なので、4文字言葉のスラングの嵐でした。

水を飲み、マスをかき(原文のまま)、訓練をしてまた同じ事をはじめ夜になる。


緊張度がまるで違う、イラクの自衛隊の皆様はこんな状態じゃないでしょうね。

テレビでサマワのドキュメントをやっていたのですが、PTSDの予防のため、帰国前に精神科の医官のカウンセリングを多数、受けている光景が印象的でした。今の米軍も同じ状態でしょう。


湾岸戦争はアメリカ人にとってベトナム戦争の敗戦から立ち直るきっかけだったそうです。

アメリカ人もそうとう長く引きずっていたみたいですね。

しかし、ピンポイント爆撃、といっても誤射の連続でしたし、クリーンな戦争なんて、ラムズフェルド先生の

政策にすぎないのは実証ずみです。制服組の大部隊が必要という意見を無視して、今度のイラク戦争を

機動力があるとはいえ、あんな少数で始めたくらいですから。


日本版、ジャーヘッド、そろそろ原作が出てほしいと思うのですが。

恋と花火と観覧車


脚本家でもあり、映画監督でもありました、砂本量さんが去年、12月21日に大たい骨悪性骨腫瘍でお亡くなりになりました。


享年47年。まだまだ現役バリバリの若い方がお亡くなりになったのを見て大変、ショックでした。


「恋と花火と観覧車」では、『まだまだワシも若い子といけてしまうかもしれない』とおじさん世代に夢と希望を与えてくれ、

東映
四日間の奇蹟

「4日間の奇跡」ではかない命のとおとさと再生を見せていただきました。


他にも「相棒 」でも右京、亀山コンビの異色コンビ刑事の話や「ネバーランド 」でもそうですが、キャラクターに対する人生の積み木の積み方がすごくたくみな方だなと思っていました。


去年、わたしもいろいろ慌しく、書こう書こうと思って、今日になってしまいました。たいへん遅まきながら、

いちファンとして謹んでご冥福を祈らせていただきます。




20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
天国は待ってくれる
ワーナー・ホーム・ビデオ
ニノチカ
ワーナー・ホーム・ビデオ
ガルボ シグネチャー・コレクション(初回限定版)

肝心の画像がないのですが、去年初めて無声映画を観にいきました。

弁士は、沢登翠 さん。

映画はエルンスト・ルビッチ の「思ひ出」です。

戦前の監督なのでほとんどの方はご存知ないでしょうが、もともとドイツの方ですが、

アメリカに活躍の場を映してから、精力的に活動された方です。


内容は『お忍びで学生生活を送るヨーロッパの某国の皇太子がつかの間の自由と恋を謳歌する』お話です。いたってシンプルなのですが、今の作品にはない豊かさがありました。


トーキーなので、生演奏がつきました。

それだけでも豪華なのですが、役者の字幕が出る前に、あ、この人、こう言いたいんだろ?

と次のセリフが画面を見ていると判るのです。


声を出せない分、役者の表現力がかえって豊かなのです。


もちろん、沢登さんの流れるような活弁の効果もあります。

こういう方の日本語を聞くと、今の日本語がいかに雑で表現力に乏しいのか、あらためて再確認しました。


たぶん、DVD化されていないので、小さな劇場で上映していたら、ぜひ観てください。



ポニーキャニオン
initial イニシャル ~岩井俊二初期作品集~

岩井俊二監督の初期のまだメジャー前くらいの作品を集めた作品集が発売になりました。

内容は

「見知らぬ我が子」
「殺しに来た男」
「マリア」
「蟹缶」
「夏至物語」
「オムレツ」
「雪の王様」
「ルナティック・ラブ」


この中で残念な事に「ルナティック・ラブ」以外観れなかったのです、わたしは。

だから誰よりもこの日を待ち望んでいたのです。


「ルナティック・ラブ」にも岩井作品によく使われるのがREMEDIOSの音楽です。

ビデオメーカー
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?

代表的なのが「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の

挿入歌「フォーエバーフレンズ」。

メインボーカルはもちろん、麗美です。

麗美, 松任谷由実, 松任谷正隆, 田口俊
麗美ゴールデン☆ベスト-REIMY BRAND COMPLETE-

早く観たいですね。


松竹
CASSHERN

劇場で観て以来、観てませんでしたが、昨日、テレビでやってましたね。



父親を毛嫌いし、その存在を乗り越えようとする子。

妻の存在が彼のささえであるゆえ、異常なまでに妻を必要とする博士。

新造人間の存在意義を求め、革命をおこしたが、自分の存在理由を

途中で見失ってしまった、新造人間?

優位主義、人種差別、フリッツヘルメット。全体的にナチス的な印象が強いです。


シナリオ誌では酷評されていましたが、改めて観るとそんなに大きな矛盾はないと思いますが。


ただ天から落ちてきた、雷が最後までわからなかったのと再生液をあびてない麻生久美子が

突然、生き返ったのが永遠の謎です。


CGはすごかったのですが、目が疲れました。


桂 望実
県庁の星

題材は地味ですが、料理の仕方が気になる映画です。

県庁の星 」。


バリバリのキャリア官僚役に

ポニーキャニオン
踊る大捜査線(1)

織田祐二 さん。


そのキャリアが派遣された研修先のスーパーで指導をするのが、

東映
バトル・ロワイアル

柴崎コウさん


最近は歌手としても活躍しています。白夜のエンディングもそうですね。


柴咲コウ, 華原大輔, 田辺恵二
Glitter

脚本は佐藤伸介 さん。


原作のままだと味気ないので、ボーイミーツガールにしたそうです。

ラストで周りがどう変わるのか、悪役?キャラの織田祐二の変貌

に注目です。



ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
ライフ・アクアティック コレクターズ・エディション(初回限定生産)

昔、テレビですばらしい番組がありました。

ジャック・イブ・クストー の海洋番組です。

ハピネット・ピクチャーズ
ジャック=イブ・クストー 3つの世界 DVD-BOX


巨大なクラゲや巨大なエイの映像に心踊ったものです。

それと同時にあの壮大な探検費用はいったいどこから出たのかも疑問に思いましたが。


「ライフ・アクアティック」 はクストーを明らかにモチーフにしています。

しかし、彼と違うのはとても大ボラ吹きで、いいかげんな男なのです。

その彼が妙なチーム・ズイスーを率いて、冒険の旅に出ます。


音楽がコミカルです。

物語そのものの妙なテンポです。


ひさびさに笑いました。