
- マイケル,バー ゾウハー, アイタン ハーバー, Michael Bar‐Zohar, Eitan Haber, 横山 啓明
- ミュンヘン―オリンピック・テロ事件の黒幕を追え
暴力の連鎖は、世界中はもちろん、日本中でも、ささいな実生活でも、今ならネット上でもある行為なのかもしれません。
連鎖はいつかは誰かが断ち切らない限り、無限に続くものなのです。∞です。
『ミュンヘン』は制作前はパレスチナから抗議され、完成後はイスラエルから抗議されるという、いわば被害者、加害者双方から支持されない映画です。何が被害で何が加害かこれまた難しいのですが。
今、トリノ冬季オリンピックが開催され、話題を呼んでいますが、さかのぼる事、1972年9月6日の出来事。
ミュンヘン・オリンピックにパレスチナゲリラ、「ブラック・セプテンバー」が乱入、イスラエル選手団を襲撃した平和な祭典にふさわしくない有名なテロ事件ですが、イスラエルのモサド は事件後ある作戦を決行します。
それは、イスラムゲリラ11人を探し出し、全員を手段を選ばず、殺害する計画です。
作戦名は「神の怒り作戦」。報復の物語はここから始まります。
何が正義なのか。
暗殺団は任務を重ねるたびに、自分に問いかけ、そして悩み続けます。
この戦いは本当に正しいのだろうか、と。
自分はいったい何者なんだろう、と。
自分にそんな権利がはたしてあるのだろうか、と。
自分は単なる人殺しにすぎないのではないか、と。
監督スティーブン・スピルバーグはユダヤ系アメリカ人ですが、事実関係を冷徹に描いています。
だからこそ、2つの国(1つは自治区ですが)から支持されなかったのです。
脚本はトニー・クシュナ―。
- ワーナー・ホーム・ビデオ
- エンジェルス・イン・アメリカ
「エンジェルス・イン・アメリカ」で20世紀10本の最優秀台本の1つに選ばれています。
もう一人います。
エリック・ロスです。
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「フォレスト・ガンプ」や「インサイダー」で有名な脚本家です。
今年いちばんの映画かもしれません。暗い話ですけど、、、。






















