ヒラタキクイ虫の生態について
・4月から8月の間に成虫は被害を与えていた木材から飛び出し、新しい木材の導管の中に産卵して約10日の間に死滅する。
・産卵するところは、辺材部の0.2mm程度の導管を持った材種で、木口よりも柾目や板目面の4~6mmの深さに、産卵管を突っ込んで1~4個産む。
・卵は約10日から2週間でふ化して幼虫になり、木材中のデンプンを主な栄養分として求め、木材の内部に向かって進み食い荒らす。
・冬が近づくと、木材の表面近くに移動し越冬する。
・幼虫は翌年4~5月頃蛹となる。
・8日から3週間の蛹の期間を経て、羽化した成虫は、木材の表面に1~2mmの孔を開け外に飛び立つ。
こうなってから細かい粉末が木材から出始める。
従って発見が早ければ孔道には他の成虫を発見することができる。
・ヒラタキクイ虫の生活に最も適した含水率は16%ぐらいで、7%以下や25%~30%以上では生活できない。
また60゚C以上になると卵も幼虫も早く死滅する。