ツェルニーの父親も音楽家で、教会の合唱長か宮廷音楽家であったと思います。
非常に教養があり、ベートーヴェンの父親と違って、とても紳士だったようです。
ツェルニーにピアノを教えたのも、この父親です。
そしてツェルニーは10歳の頃には、その時代の大作曲家の有名な曲はほとんど暗譜で弾けたというのですから、一種の天才といっていいでしょう。
ツェルニーは1800年、9歳から3年間ベートーヴェンに師事します。
この時、ベートーヴェンは30歳で、すでに有名な作曲家でした。
ツェルニーはここでベートーヴェンが驚くほどの進歩を遂げます。
3年経ったらもう教えることがなくなるぐらい、よく勉強したそうです。
そして1801年モーツァルトのハ短調のピアノ・コンチェルトでピアニストとしてデビューし、その時代のピアニストとしてはとても有名になりました。