市川整形外科内科

市川整形外科内科

千葉県市川市の整形外科内科です!
最寄り駅はJR総武線「本八幡駅」となります。
コラムを投稿しているので、ぜひご覧ください!!

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当院では骨折に対しての超音波治療器”オステオトロン”を導入しております。

 

 

(オステオトロン治療器について)

→骨は通常、骨代謝という破壊と再生を常に繰り返しています。

 骨折が起きるとまず仮骨(仮の骨)で骨折部を安定させて徐々に元の骨の状態に修復していきますが、一般的に仮の骨が十分に出るまでの期間は添え木などの固定をするのが必要ですが長期間を有すケースが多いです。

しかし、オステオトロン治療器を継続的に照射することで超音波が骨に対して良い刺激となり、骨癒合が促進されて良好な治癒環境の確保が得られるようになり、さらに患部に対しての腫れを引かせる効果も期待できるため骨折治療に対して大いに効果的です。

 

 

(その他)

週3~4回以上の通院が効果的です

→週1回ほどだと効果が発揮しづらくなります

・当院では1回20分程の治療時間になります。

 

 

今回のオステオトロン治療器について気になる点等ございましたらお気軽に当院スタッフまでご相談下さい!!

 

 

お怪我をした場合は必ず固定が必要となりますが、症状が落ち着いてある程度の期間が過ぎると固定による筋肉や靱帯の癒着が起こり、お怪我の症状が落ち着いても固定を長期間する事で慢性的に関節の動きが悪くなってしまいます。

その為、症状改善後は固定に頼りすぎずに徐々に動かしていくことでリハビリの短縮・元の状態に戻していきます。(ただし、運動開始時期はスタッフにご相談ください)

今回は指周りのお怪我をされた際の改善後のホームエクササイズについてご紹介していきます。

 

【指周りのホームエクササイズ】

➀指の付け根エクササイズ

 

(方法)

・指を全て伸ばします

   ↓

・付け根のみ曲げます

※繰り返し

 

➁第1、2関節のエクササイズ

 

(方法)

・指を全て伸ばします

   ↓

・第1、2関節を曲げます

※繰り返し

 

③つまみエクササイズ

 

(方法)

・指を全て伸ばします

  ↓

・親指と小指を曲げて付けます

※繰り返し

 

 

これらのエクササイズを特に入浴時に行い、2分間ずつ程度行って下さい。

 

 

 

腰痛には画像診断などで原因がわかるもの(特異性)と画像診断などで原因がわからないもの(非特異性)があります。

特異性はヘルニア・脊柱管狭窄症・圧迫骨折などが挙げられます。

しかしながら非特異性腰痛の方も少なくありません。

今回はその中でも非特異性腰痛に見られるお腹回りのコアハウスの破綻とセルフケアについてご紹介していきます。

 

【コアハウスとは】

コアハウスはお腹周りのインナーマッスルのことを指します。

 筋肉には大きく分けてインナーマッスルとアウターマッスルがありますがインナーマッスルは長時間の姿勢維持に働き、アウターマッスルは瞬間的に強い力を求められる時に必要となりますが腰痛で原因となるのが筋肉の持久力が関係しているので”インナーマッスルの筋力低下”が挙げられることが多いです。

インナーマッスルはしっかり鍛えられていると疲れづらく体がブレにくくなるので利点も多いです。

 

(コアハウスの構造)

→お腹周りがいわゆる”家”の構造となっており様々な面から腰を安定させています。

天井:横隔膜

支柱:脊柱起立筋(腰)

壁:腹横筋(お腹)

床:骨盤底筋群

 

長時間座ったり寝たりすると壁と床が弱まり、長時間立っている状態が続いた時に支柱に負担がかかりすぎて腰痛を発症してしまいます。

 その為、日頃から壁と床の強化が必要です。

 

【自宅で簡単に出来るトレーニング】

 

壁のトレーニング(腹式呼吸トレーニング)

 

 

(方法) 用意するもの:ロール状にしたタオル

➀仰向けの状態でロール状にしたタオルを腰下に当てます

     ↓

➁大きく息を吸って

     ↓

③お腹を凹ませながら腰下にあるタオルをつぶす様に息を吐いていきます

     ↓

④吐き切ってお腹を凹ませた状態を10秒キープ

     ↓

⑤ ➁に戻り繰り返し

 

 

床のトレーニング(骨盤底筋群トレーニング)

(方法)

➀椅子に座わります

   ↓

➁お尻の穴を閉じるように力を入れて5秒キープ

   ↓

③ ➀に戻り繰り返し

 

壁と床のトレーニング10回1~2セット行って下さい。

 

 

今回の投稿でご不明点などございましたら当院スタッフにお気軽にご相談ください。

 

 

     

【コルセットとは】

→症状を落ち着かせる為にはまずは”固定”が必要となります。

 腰由来の痛み、痺れがある時にコルセットは安静を保つために必要とされています。

 当院でもご用意しており、症状によっては保険適応でお出しできますのでお気軽にご相談下さい。

 

【コルセットの効果について】

・筋肉を使わずにコルセットが体の支柱となり、強い痛みを軽減させることができます。

・ヘルニア等は腰の捻じれを起こすと症状が悪化する場合がありますがコルセットによって捻じれを抑えます

・腰、お腹回りの安定性が得られます。

 

【コルセットの使用上の注意点】

★痛みが軽減し始めてから外す方向にもっていって下さい。

→症状改善後に付け続ける事によって依存し、逆に筋力低下を招く原因になります。

 症状安静後は筋力トレーニングにより腰の安定性を高めましょう。

 

➁食事中は外してください

→食べ物を食べると胃が膨れて圧迫し、消化不全になり逆流性食道炎などを引き起こします。

 

③睡眠時はなるべく付けない

 

 

 

【脱臼とは】

→関節が不完全または完全に逸脱してしまった状態を指します。

 通常であれば整復して元に戻るものがほとんどですが脱臼後のリハビリ次第で”脱臼グセ”がついてしまうので今回は癖にならないように注意していただきたいことを挙げていきます。

 

【よく見られる脱臼の症状】

・弾発性固定

→関節を動かそうとしても動きません

・関節部の変形

→関節部がへこんだり、骨が出っ張って見える場合があります。

・関節周辺の腫れ、痛み、熱感

 

★整復後に残る痛み

→関節の位置を戻した後でも脱臼は痛みが続くことがあります(持続性脱臼痛)

 

【脱臼が起きた時の対処法】

・脱臼が起きた場合は自分で位置を戻さず、すぐに近くの病院で診てもらうことをおすすめします。

※自分で直した結果、関節に筋肉などが挟まり手術をしなければならない場合があります。

 

【整復後のリハビリ注意点】

・★外れたものが治っても必ず一定期間は固定(添え木など)をするようにしてください

→脱臼と同時に靱帯なども痛めている場合が多く、ここで固定しておかないと脱臼癖がつく可能性があります。

 

・症状安定後は関節周辺の筋力を鍛えましょう

→症状によって鍛えていただきたい場所が違うので、当院スタッフにお気軽にご相談下さい。

 

 

 

 

 

【つる状態とは】

→一時的に無意識のなかで筋肉が痙攣してロックがかかってしまう状態を指します。

 つってしまうのは一般的にふくらはぎ(こむら返り)が多いとされていますが全身の筋肉起こる可能性があります

 つってしまっている間は持続して痛みを伴うので早期の対処を覚えておくことをおすすめします。

 

【つる原因】

・水分不足

・ミネラル不足(カリウム、ナトリウム、マグネシウム)

→上記の中で特に不足すると症状が出やすいのが”ナトリウム”になります。

・筋肉疲労

・冷え

・飲酒

アルコールを飲むと利尿作用とアルコールを体内で分解するためには水が必要なため大量に飲むと脱水状態に陥り、つりやすくなります。

 

※この他に薬剤の副作用などでも起きる場合があるとされています。

 

 

【対処法・改善法】

(対処法)

・つっている部位に軽いストレッチをすると徐々にロックが解除されていきます。

(例:ふくらはぎがつっている場合の対処法)

 

(改善法)

・水分をこまめにとる

→水分は一日1.5ℓ程度摂るとよいとされているので常温にした状態こまめに摂る事をおすすめします。

 尚、飲酒時も脱水状態にならないように合間で水を飲んでください。

※お茶・コーヒーは利尿作用があるので水が良いです

 

・塩分を取る

 

・ストレッチ、マッサージ、入浴などで温めて循環をよくする

→温めると筋肉の緊張がほぐれ、つりにくくなります。

 

 

 

 

 

【骨端症とは】

→子供の成長期に起きる症状で骨の成長に筋肉の柔軟性がついていけず、かつ使いすぎてしまう事で筋肉がつく部分での痛みが出ることを指します。有名なものでお皿の下の痛み”オスグット・シュラッター病”が挙げられます。

放置をしてしまうと骨折(裂離骨折)に繋がるので早期に対処していきましょう。

【骨端症の症状】

安静時は痛くないが運動時に痛みが出る

・痛い所が膨らんでいるように見える

骨の成長が止まると症状が無くなる場合が多い(大人になると痛くなくなる)

 

【骨端症に対しての対処】

 

・基本的に安静(運動中止)にすると症状が改善されることが多いです

・運動後はアイシングをして炎症を抑えることが大切です

・この症状で一番大切な治療法は筋肉の柔軟性の向上”が必須ですのでストレッチ・マッサージを行うと良いです

運動前に行うストレッチだけでなく、就寝前にゆっくり時間をかけた(1回伸ばすのに30秒程度)ストレッチを行って下さい

※人によって伸ばしてほしい箇所が違うので当院スタッフにお気軽にご相談ください。

 

怪我は突然で誰でもなり得るものです。

骨折になると基本的には修復には長期間が必要となります。

骨折の早期修復をさせるにはリハビリを受ける事も大切ですが自宅でのセルフケアも重要になります。

今回は自宅で出来る骨折のセルフケアについてご紹介していきます。

 

【骨折の修復過程とは】

→骨折が起きると痛めた部位に炎症(火事)が起きて、出血・腫れ・熱感などが出現し時間とともに炎症が落ち着くと”仮骨”という骨の接着剤が出ることによって安定しどんどん固まっていき前の形にに戻っていきます。

※骨折の状態によっては仮骨が出にくいものもあります。

 

【怪我直後に行う事】

怪我の程度に問わず必ず病院で受診することをおすすめします。

(時間が経ってから骨折が分かると変形して修復する場合があります)

 

 

【自宅で出来るセルフ骨折治療】

 

➀日光に浴びてください

日光から骨折の修復に必要なビタミンDが吸収できるので一日30分以上は浴びてください

 

➁よく寝てください

→寝ている間に修復が促進されていきます、最低でも6~8時間は睡眠をとるようにしてください

 

③お酒とたばこは極力控えてください

 

④食事をバランスよく食べてください

特に摂っていただきたい栄養素はカルシウム、ビタミンD・C・Kです!!!

 

⑤しっかりと固定して安静に過ごしてください!!

 

⑥痛めた部位を心臓の位置より高くして過ごしてください

→骨折後の腫れは出すぎても出なさ過ぎても修復の弊害となりますので注意してください

 

上記で記載したもの以外も症状によってセルフケアがございますので当院スタッフまでお気軽にご相談下さい!!

 

【腱鞘炎とは】

→筋肉の端には腱という部位があり、筋肉の伸び縮みを調整しています。

 その腱の周りには”腱鞘”という剣の鞘のように包んでいるものがあります。

 腱鞘は2つ種類があり、腱の動きを良くして栄養供給するもの(滑膜性腱鞘)と腱が浮かないようにするベルト(靱帯性腱鞘)があり、腱鞘炎は一般的に滑膜性腱鞘が炎症して膨らむことで痛みがでるという症状に繋がります。

 

【腱鞘炎の原因】

➀女性ホルモン(エストロゲン)が低下

→エストロゲンは腱鞘の腫れを抑える役割があるが低下することで腱鞘の腫れを強め、腱鞘炎になりやすくなります

(※エストロゲン低下は出産後や更年期によく見られます

 

➁使い過ぎ

→使いすぎると腱鞘の摩擦により肥厚し痛みが伴います

 

【腱鞘炎に見られる症状】

・動作痛

→曲げ伸ばしをすると痛みが出ます

・曲げてから指が伸ばせない

→指に起きる”ばね指”によくみられる症状です

・伸ばすと痛い

 

【腱鞘炎の予防・改善】

・マッサージ、電気などの治療を受けるようにしてください。

→放置してしまうと痛みで動かせなくなってしまう場合があります

・ドクター判断により腱鞘内に注射をする場合もあります

 

 

【ばね指に効果的なストレッチ】

(方法)

 

 

・手のひらを返し反対の手で指先を持ちます

    ↓

・反対の手で手前側に引きます

    ↓

・痛すぎない程度で止めて30秒間キープしてください

※2~3セット繰り返し

 

 

 

上記の内容などでご不明点などございましたら当院スタッフまでお気軽にご相談下さい!!

 

 

【変形性膝関節症とは】

→膝には半月板という膝の動きをスムーズさせたり、衝撃を吸収してくれる役割を持つ関節軟骨が存在します。

 年齢を重ねていくごとに筋力低下や繰り返しの負担、または過去に関節周囲のお怪我したことがあると軟骨がすり減りやすくなり(特に内側)膝の関節が狭くなります。(これを変形性膝関節症といいます)

 場合によっては骨の棘(骨棘)がレントゲンでわかる場合があります。

 基本的に減ってしまった軟骨は再生しないので対策・対処をすることをおすすめします!!!

 

【変形性膝関節症の症状】

➀階段の上り下りがしづらい(特に下りの方に症状が出るケースが多いです

➁正座がしづらい

③関節に水が溜まる

→関節でのクッションが足りないので水をためてクッションの役割を果たしている

④膝が伸び切らない  など

 

【変形性膝関節症の症状対策】

・整形外科の通院で出来る事

電気治療やマッサージで血行を良くして痛みを軽減させる(またはコントロールする)

➁ヒアルロン酸注射を打って関節の動きを滑らかにする

③ストレッチによって筋肉の柔軟性をつけていく

 

~自宅で出来るトレーニング~

➀膝でタオルをつぶすトレーニング(パテラセッティング)

 

 

(方法) ※ロール状にしたタオルを用意してください

・仰向けで膝下にタオルをセッティングします

   ↓

・タオルを膝を伸ばしてつぶす様にしてキープします

   ↓

・5秒間キープ

※繰り返し

 

➀が出来るようになったら...

 

➁椅子で膝伸ばしトレーニング(四頭筋トレーニング)

※膝にボールを挟んだ状態で行うとより良いです。

 

 

(方法)

・椅子に座った状態で行います

   ↓

・膝を伸ばし5秒間キープします

※繰り返し

 

 

➀➁は10回1.2セット程行うようにしてください。

 

変形性膝関節症についてご不明点などございましたら当院スタッフまでお気軽にご相談下さい!!