オリンピックの熱気から2週間あまりが過ぎたロンドンで、きょうからパラリンピックが始まります。1960年、23ヵ国が参加して第1回ローマ大会が開かれて以降、14回目の今大会には過去最大規模の166ヵ国、およそ4200人の選手が参加します。
 そのルーツは今回の開催地イギリス・ロンドンにあるパラリンピック。第二次大戦中、イギリス政府は長引く戦争により、重傷を負ってしまう兵士が増えることを想定しました。こうした人々に対して、治療とリハビリ、そして社会復帰のための場を設けようということになり、国の主導でロンドン郊外に専門の病院が作られます。
 そして1948年の夏、その病院でアーチェリー大会が行なわれました。大会は、戦争で傷ついたヨーロッパの人々の共感を呼び、数年で国際競技会に変貌をとげ、1960年に第1回パラリンピックとなったのです。
 始まりの地、ロンドンで行なわれる今大会では、20の競技が行なわれます。その顔ぶれは陸上や水泳、柔道、馬術、アーチェリーなどオリンピックでお馴染みのものの他に、カーリングの陸上版のような『ボッチャ』や、視覚に障害のある選手による3人制の球技『ゴールボール』、激しい衝突も認められる『車いすラグビー』といった独自のものもあります。
 前々回、2004年アテネ大会では過去最多となる52のメダルを獲得した日本ですが、前回の北京大会では、その数は半分近く減り27になってしまいました。135人の日本選手団の健闘を期待したいところです。


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