宮城県北部を走るJR気仙沼線では、きょうからJRの代行バスが運行を始めます。これまで並行の路線バスによる振替輸送がありましたが、今回の措置により本数が1.5倍に増え、午後6時台だった終バスも2時間ほど繰り下げられることになりました。
 JR代行バスの運行が決まった背景にはバス専用道路の一部開通があります。気仙沼線の不通区間はおよそ55キロにのぼりますが、そのうち2.1キロ分の線路が一般車進入禁止のバス専用道路として転用されることになりました。今後この専用道路をさらに伸ばし、年内にはBRT(バス高速輸送システム)として運用開始、スピードアップが図られる予定です。
 このBRT、今のところはあくまでも暫定措置で、将来的には鉄道路線として運転を再開することになっています。ただ現状、沿線では市街地の集団移転など決まっていない点も多く、鉄道はそれに合わせての建設になるため、レールの音が響くのはさらに先のことになる見込みです。
 今年に入ってから、規制緩和や税制優遇といった措置が取られる復興特区の認定がすすめられています。その効果をより高めるには、個々の地域のみならずより広い範囲で相互に協調することが求められます。そのためには誰もが安心して移動できる手段を設けるというのも大きな要素です。震災からまもなく1年半。不便な時間が長引くことで土地を離れ、復興の歩みがスピードダウンすることがないよう、改めて人々の足について考える必要があるのではないでしょうか。


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