先日、国立感染症研究所のまとめで"日本型はしか(麻しん)"ウィルスが確認されなくなったことが明らかになりました。はしかは数年前に大流行して以降、乳幼児期だけでなく免疫が弱まる10代にも補足的な予防接種を行うようになりました。これにより患者は激減、厚生労働省は今年度中にはしか患者ゼロを目指しています。ただ国内の患者がいなくなったとはいえ、いつ流行するかわからない伝染性のウィルスについては、ワクチン製造のために保存しておく必要があります。
ウィルスや病原体を管理する施設は、WHO(世界保健機関)によってレベルが分けられます。4段階あるBSL(バイオ・セーフティ・レベル)は、数字が大きくなるほど規制が厳しくなります。レベル1や2は通常の実験室レベルで、専用の密閉器具があるくらい、インフルエンザ・ウィルスの研究はこのレベルで行なわれます。
レベル3になると一気に制限は強化、出入口を二重構造にして常に外部と遮断する構造を要し、実験室の空気も特殊なフィルターを通して外に排出されるようになっています。ここで取り扱われるのは人や動物に重い症状を引き起こす細菌やウィルスなど。レベル4では防護服の着用が求められ、エボラ出血熱など、予防・治療法が確立されていないものの実験が行なわれます。
レベル4の設備を持つ研究室は世界でも数えられるほどしかなく、日本にも2ヶ所だけ。ただし日本の場合、周辺の反対によりレベル4相当の実験は行えていない状況です。また各国のレベル4施設も、多くが研究費削減で厳しい運営状況になっています。人間とウィルスや細菌との間には常にいたちごっこの関係があります。こうした研究がスムーズにすすめられる環境づくりは不可欠ではないでしょうか。
Android携帯からの投稿
ウィルスや病原体を管理する施設は、WHO(世界保健機関)によってレベルが分けられます。4段階あるBSL(バイオ・セーフティ・レベル)は、数字が大きくなるほど規制が厳しくなります。レベル1や2は通常の実験室レベルで、専用の密閉器具があるくらい、インフルエンザ・ウィルスの研究はこのレベルで行なわれます。
レベル3になると一気に制限は強化、出入口を二重構造にして常に外部と遮断する構造を要し、実験室の空気も特殊なフィルターを通して外に排出されるようになっています。ここで取り扱われるのは人や動物に重い症状を引き起こす細菌やウィルスなど。レベル4では防護服の着用が求められ、エボラ出血熱など、予防・治療法が確立されていないものの実験が行なわれます。
レベル4の設備を持つ研究室は世界でも数えられるほどしかなく、日本にも2ヶ所だけ。ただし日本の場合、周辺の反対によりレベル4相当の実験は行えていない状況です。また各国のレベル4施設も、多くが研究費削減で厳しい運営状況になっています。人間とウィルスや細菌との間には常にいたちごっこの関係があります。こうした研究がスムーズにすすめられる環境づくりは不可欠ではないでしょうか。
Android携帯からの投稿