ネットで証券口座を開設しようとすると、いろんな質問が出てきて、自分で選択しないと前に進めません。

 

中でも悩む人が多いのが、特定口座 源泉徴収あり、なしについて。

 

 

株や投資信託の取引で利益が出ると、20.315%の税金がかかります。

 

例えば10万円で買って12万円に値上がりしたところで売却すると、

利益の2万円×20.315%=4063円

を税金として支払う必要があります。

 

特定口座というのは、この税金の金額を、取引した証券会社や銀行が計算してくれるシステムです。

 

これに対して、税金を自分で計算して自分で納めるのは、一般口座といいます。

 

特定口座では、1月から12月までの取引について税金を計算して、これだけかかりましたという通知が届きます。

 

先ほどの例でいうと、特定口座で計算した4063円の税金を、売却代金12万円の中から差し引いて税務署に納めてくれるのが、源泉徴収ありになります。

 

源泉徴収なしだと、税金の金額は計算してもらえますが、そのお金は自分で確定申告して納める必要があります。

 

例えばA証券では3万円の利益が出たけど、B銀行では5万円の損失だった場合、それぞれ源泉徴収ありだと、A証券では税金を引かれてしまいます。

 

源泉徴収なしの場合、自分で確定申告しますが、このケースではトータルで損失のほうが大きいので、税金を納める必要はありません。

 

(源泉徴収ありでも、確定申告をすれば払った税金を返してもらうこともできます。)

 

 

これから始めるかたで、そんなにあちこちで取引しないよーという場合は、源泉徴収ありが便利です。

 

実際に、楽天証券の口座開設の画面でも、

 

 

「源泉徴収あり」がおすすめとして出てきます。

 

 

また、利益に対して税金がかからないNISA口座を開設して、その範囲内の金額で投資する場合は、どれを選んでも特に問題ありません。

 

ただ、実は源泉徴収なしでもいい場合もあり…

 

というわけで、次回に続きます。

 

 


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