吉野の桜を見に行ってきました。
竹内まりやさんの「人生の扉」に
満開の桜や 色づく山の紅葉を
満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度見ることになるだろう
というフレーズがあります。
というフレーズがあります。
15年前に亡くなった私の父は、亡くなる半年前ぐらいから何度か入退院を繰り返しました。
4月に退院したときに、「桜が見たい」と言われて一緒に見に行きましたが、それが父にとって最後のお花見になりました。
あのとき父はどんな思いで桜を眺めていたのか…
今となってはわかりませんが、孫たちと一緒に桜を見ていた父は、うれしそうにしていたと思います。
子どもの頃は、入学式のバックに咲いていたぐらいの印象だった桜の花。
歳を重ねるにつれて、今年も大切な人と一緒に桜を見ることができた幸せを感じるようになりました。
来年もまた夫と見に行きたいなぁ。
そう思った春の一日でした。
向こうの山も桜、というのが、吉野ならではの見応えのある景色です。