人口減少日本であなたに起こること

「やる気のない万年ヒラ社員が続出」

「ネットで買った商品が一向に届かない」


日経新聞に何度もインパクトのある広告が出ててめっちゃ気になってた河合雅司さんの「未来の年表2」、読んでみました。







日本は少子高齢化が進み、人口が減っていってるということは、事実として知っているつもりでした。

でも、実際に自分が高齢者といわれる年齢になり、自分の子どもたちが働き盛りの年代になる頃、どんなふうになっているのかは、正直なところほとんどイメージできていませんでした。



今のように健康でテキパキ働ける人が中心の社会から、歳を取って思うように動けない人が増えた状況になったとき、何が変わり、何が当たり前ではなくなるのか?


具体的なデータを元にわかりやすく解説されていて、思った以上に今までの常識や考え方では通用しないんやなーということがたくさんありました。




カエルを熱湯の中に入れると、驚いて飛び上がるといわれています。

でもカエルを入れた水の温度を少しずつ上げていくと、カエルは熱湯になるまで気がつかず、ゆで上がってしまうそうです。



私たち人間も、目の前の急激な異変には対処できても、時間をかけてゆっくり変わっていくことはわかりにくく、気がついたときには手遅れということもあるかもしれません。


将来のことをただやみくもに心配したり恐れたりするのではなく、今のうちに備えておけることや対応できることを少しずつやってみる。

結局のところ、経済的にも身体的にも自立してちゃんと生きていける自分でいられることが、一番大切なんだと思います。


あらためてそんなことを実感できたこの一冊、めっちゃおすすめです!