おはようございます。中央区のメンタルヘルスに特化した社会保険労務士、田中豪です。
本日のテーマは、
「DV相談が過去最多 ストーカー事案への対応徹底へ」
です。
ストーカーやドメスティックバイオレンス、クレーマー、モンスターペアレンツなど以前は、ほとんど社会問題になることはありませんでした。
それらが原因の事件も凄惨なものも多いですね。
これらは、自己愛性や反社会性の人格障害の場合も少なくありません。または、そこまでいかなくても、自分や周囲への極度な甘えの強要です。
・自分はこんなに思ってくれないのに理解してくれない→理解してくれないのは相手のせ
いだ、社会のせいだ。
・子供がトラブルを起こすのは、学校教育のせいだ、教員に責任がある。
トラブルにまでならなくても最近は他責傾向の強い方が多いのも、現在の社会背景が一因です。
何か納得のいかない事態が生じたとき、まずは自分を振り返る、相手に反省や自分の価値観を強制しない。
言ってみれば極めて常識のはずです。悲しいことに義務を果たさず権利を主張する人が増えています。
コミュニケーションの希薄化、ネット社会、景気の低下等、その原因は様々ですが、最大の要因は成育歴だと私は考えています。
更には、最近若年層から30半ばでの比較的若い世代での、ニート化、フリーター化、事件が急増しています。
子供に真剣に向き合い、命がけで対峙する親が果して今の世の中にどれだけいるでしょうか。
見た目は大人、社会的に成人でも、子供が子供を無責任に育てている。
そんな世の中に思えてなりません。
さて、様々な現場でご提案させていただいていますが、これらには法的に毅然とした対応が必要です。
加害者は強者には立ち向かうことをほとんどの場合しません。常に相手も出方を見た上で、執拗に迫ってきます。
電話でのクレームは、了解を得た上で録音。会社のクレーマー担当には徹底した研修を実施。
ここで注意しなくてはならないこととして、教員にクレーマー対策を任せてはいけません。
何度となく私も教育関係の現場で提言をさせていただき、ようやく現場も動き始めているようですが、一般的な社会経験がほとんどない、教育という世界で生きてきた方には、到底クレーマーやモンスターペアレンツの対応など不可能です。対抗できないのです。結果的に、教員のメンタル不全が社会問題となっています。
では、どうすれば良いのでしょうか。
あらかじめ苦情処理を得意分野とする弁護士の先生と顧問契約を済ませた上で、何か事案が発生した際には、自動的に先生にリファーする流れを構築し、確実に実践させる必要があります。その道の専門家に依頼するのです。
次に、会社におけるクレーマー対策の注意点ですが、出来るだけ多くの社員にクレーム対応の研修を行い、ローテーションで行うようにしてください。やはり、精神的に負荷が強くかかる部署なので、従業員全体に分散させることが望ましいでしょう。また、クレーマーに対する問題意識の共有にもつながります。
会社の規模や業種により難しい場合もありますが、これは一つのノウハウです。是非ご活用いただければと思います。
販売店や通販の会社等は導入しやすいようですね。
本日もお読み頂きありがとうございました。
株式会社 田中プランニング 取締役・
社会保険労務士 田中豪事務所 所長
田中豪
社会保険労務士・精神保健福祉士・社会福祉士
産業カウンセラー・一級建築士
メンタルヘルス専用HP
http://www.counselor-tanaka.com/
Mail:sr-tanaka@ae.auone-net.jp
〒104-0045 東京都中央区築地2-11-2
<以下参考記事>
DV相談が過去最多 ストーカー事案への対応徹底へ 警察庁
産経新聞
4月12日(木)14時31分配信
平成23年中に全国の警察本部が取り扱った「警察安全相談」は前年比4・4%増の146万1049件だったことが12日、警察庁のまとめで分かった。このうち、ドメスティックバイオレンス(DV)に関する相談は同6・9%増の3万3745件で統計の残る15年以降で過去最多だった。
相談内容別では、迷惑電話や声かけといった「犯罪などによる被害防止」が全体の13・8%を占めて最多だった。これに、離婚や遺産相続、家庭不和といった「家庭・職場・近隣関係」の11・4%▽刑事事件の8・3%-などが続く。DVは2・3%、ストーカー事案は1・3%だった。
警察庁は今後の課題として、(1)組織的な対応の徹底(2)相談業務担当者に対する教養の推進(3)関係機関・団体などとの連携の強化-の3点に力を入れる方針だ。
特に、ストーカー被害に遭っている女性らから相談を受けていながら、実家の長崎県西海市で2女性が殺害された事件を踏まえ、寄せられた相談を所属長まで報告し、所属長の指揮で関係部門が連携するなど、ストーカー事案に絡む相談に対する適切な対応を徹底することにしている。