2019年4月  フランス夫と結婚式

2019年8月  卵管閉鎖の疑いで不妊治療開始

2019年9月  左乳がん再発が発覚&治療開始

2020年2月  妊娠発覚

2020年4月  自然流産

2020年6月  左乳房全摘&腋窩リンパ節郭清手術

2020年8,9月  受精卵凍結

2020年10月  抗がん剤治療(全8回)スタート

2021年3月  抗がん剤治療終了&ホルモン療法&放射線治療(全25回)スタート

2021年5月  放射線治療終了

 

 

 

乳がんの種類:ルミナルB(ホルモン受容体陽性)

乳がんステージ:Ⅲc

 

 

ー現在、受精卵凍結3年目ー

ーホルモン療法2年8か月目ー

 

 

 

 

 

 

 

 

Bonjour飛び出すハートウインク

 

 

 

 

 

皆様、お久しぶりです~チュー

 

 

 

こずえですニコニコお元気ですか??

 

 

 

 

私の方は...

ブログのタイトル通り、色々ありました~笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

まず、私の父(80歳)なんですが...

 

 

 

 

 

 

我が家の父は、今でも現役の庭職人なんですが...

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の2月、クレーン車で石を移動していたら...

 

 

この2トン石がお腹に当たってしまいガーン

 

 

 

母に、腹痛を訴えて、

病院へ救急搬送されることに。

 

 

 

 

 父は東北地方によくいる

田舎っぺ丸出しの頑固モノで

私達の前では、絶対、弱みは見せないんです。

(駆けつけた私を見たら

救急車乗る時も、真顔で真顔歩いて乗ったくらいガーン

 

 

 

 

でも、看護師さんから

「お父様、レントゲンで腹部に影があって...『いのっこ』と言ってたんですが

『いのっこ』って何かわかりますか??」

と、聞かれて家族全員?????と、なって

 

 

 

父に「いのっこって何?」と聞いたら

どうやら、鼠径ヘルニア持ちが発覚。

 


父は鼠径ヘルニアを隠していたんです。

(なまりすぎてて通訳が必要泣き笑い

 

 

  

今回、そのヘルニア部分に石があたって破裂ガーン

急遽、緊急手術&入院になったんです...

 

 

 

 

手術は数時間で終わりましたが、

家族全員集まって、色々話しました。

もし、父に万が一の事があったら...と。

 

 

 

 

手術は無事、成功して

現在は、また働いていますが

 

 

 

年齢的にも、体力的にも

だんだん弱くなってて...

 

 

 

 

作業する時、運転する時など

家族は、とても心配です。キョロキョロ

 

 

 

 

そんな中

夫は長年、研究者として働いてきましたが...

先日、辞職しました。

 

 

 

理由は

妻である私が経営者として地元で、働いているので

夫は県外や海外へ移動することも出来ないし

 

 

 

我が家は、週末になれば、全員で

農家や庭仕事で生活してるし

 

 

 

私達、夫婦は

農作業も、庭仕事も好きで楽しんでいます。

 

 

今年の稲刈り風景。

ホント米作りは手間かかるし、

めちゃくちゃ地味だし

簡単に、お金にならない。笑

 

 

 

でも、マラソン?筋トレ?

のような清々しさがあるし、奥深いんです、農家って。

 

 

 

 

しかも、

家族と労働出来るって幸せじゃないですか?ニコニコ

 

 

 

 

 

そういう気持ちがあり...

夫と話し合いを重ねてきました。

 

 

 

 

そして、私の夫は、研究職を辞めて

10月から、私の父の庭師の弟子として

父と一緒に働き始めました~‼爆  笑

 

 

 

 

実は、私の父は、庭師として

ずっと息子に自分の技術を教えたかったんです。

でも、父には娘しか生まれず(しかも4人ひらめき

父の想いは叶わないと思っていたけど...

 

 

 

 

なんと、私の夫が父と働くことになりました。ニコニコ

 

 

 

 

でも、皆様もご存じの通り、

私の夫はフランス人だから

父のなまりを理解するのが大変。泣き笑い

 

 

 

しかも、父は、説明が上手じゃないから

技術を言葉で説明するのではなく

弟子が見て学ぶスタイルなんですよね...

 

 

 

それが、フランス夫は最初、

理解出来なかったらしく

What ? Why?ってな感じで

間に入る私が大変でした。泣き笑い泣き笑い

 

 

 

でも、フランス夫も負けてはいません!!!

 

 

 

父も、「明日9時に来い」と言うと

私の夫は本当に9時ぴったりに出勤。

(なんなら少し遅れるのがフランス人笑い泣き)

職人の父は

弟子は、時間より早く来るのが

普通と思ってたからびっくりポーンポーンポーン

 

 

 

私が

「フランスは5分前行動とかありえないから。

もし早く出勤してほしければ、その時間を言って。」

と、伝えてからは

 

 

 

「フランス時間だから仕方ねえな」

と、言うようになりました。笑

 

 

 

 

そんな感じで、とってもユニークな感じで

日本の「日本庭園」の技術をフランス人に引き継いでおりますよ~ウインク

 

 

 

手前がフランス夫で、奥が父。

娘には何も買ってくれた事ないのに、

フランス夫には、初日、

自分とお揃いの地下足袋をプレゼントしてました。泣き笑い

 

 


 

 

 

 

そして、

私のガンサバイバーの状況ですが...

 

 

 

まず、

手術から3年半の健側のマンモグラフィーと

超音波検査は

クリアしました~照れ飛び出すハート

 

 

 

 

でも、ホルモン療法の影響がすごいです...絶望

 

 

 

最近はホットフラッシュも相変わらずですが

(いまだに扇風機回さないと寝れない滝汗)



それに加えて

 

 

・頭痛

・息切れ

・動悸

・めまい

 

 

 

などなど

更年期症状のオンパレードですネガティブ

 

 

 

 

身体が思うように動かないと

本当に、生きる自信がなくなるし

気分が落ち込むんですよね...

 

 

 

しかも、私...

また、患部側の皮膚が裂けたんです...ガーン

 

 

 

先日(10月初め)の定期受診で

「最近は、皮膚も裂けないし、いい感じです口笛

と、主治医に話したばかりなのにショボーン

 

 

 

 

きっと、乾燥する季節に入って

裂けてしまったと思うけど...

皮膚がギリギリで縫い合わされてるからだけど...

 

 

 

 

やっぱり、とっても辛くて...

誰にも言えませんでした。ショボーン

 

 

 

心配させたくないし、

ビビらせたくもないし、

口にも出したくなくて。

 

 

 

 

ホルモンの影響もあって落ち込みました。

 

 

いつまでも乳がんの呪縛から抜けれなくて...

何度、こんな経験すればいいのか...

 

 

もし、ここで再発してたら、

受精卵移植は出来ないだろうな。

 

 

 

とか、

色々考えてしまいました。ショボーン

 

 

 

 

 

 

でも、やっぱり

こんな私の気持ちを救ってくれたのは

同じ「乳がんサバイバー仲間」でした。

 

 

 

職場の人で、私と同じ乳がんの方がいるのですが

 

 

 

その方が「私、最近、頭部に帯状疱疹出来て...

やっぱり、もうダメなのかな、

とか考えちゃってて。ショボーン

と、私にだけ言ってくれたんです。

 

 

 

 

私も心底、

同じ気持ちだったから「うんうん」と

共感して、私の状況も伝えました。

 

 

 

私達はお互い

「不安な時にネットで検索して

尚更、落ちるよねガーン

とか

「再発してたら、精神的に耐えられるか

考えちゃう。ショボーン

とか

サバイバーあるある話をして...

 

 

 

 

そうやって、サバイバー同士、

不安や辛さを共有するだけで

とっても、心が救われたんです。

 

 

 

 

数日後、その方の帯状疱疹も落ち着き

私の皮膚も再生しました。

 

 

 

 

 

このブログを読んでくださってる方にも

 

 

 

病気が発覚して

不安で仕方ない人

治療中の人

痛みがある人

副作用が辛い人

 

 

 

 

色々な状況の人たちがいると思います。

 

 

 

 

人生って何なんだろう?

自分は何の為に生きてるんだろう?

失うモノが多い自分に、

一体、どんな役割りがあるんだろう?

 

 

 

 

「がん」という濃厚な経験を通して

 こういう事を考える時間も増えますよね。

 

 

 

 

私は...

 

 

世界で一番強い抗がん剤治療をしてる時

レースのカーテン越しに「死」を本気で感じて

自分の人生、役割りについて考えました。

 

 

 

 

私という存在はきっと、宇宙から見れば

石ころよりも小さく・点でしかない。

人生もあっという間に終わってしまうだろう。




子供もいなく、繋ぐことや

残すことが出来ない自分...

 

 

 

一体、この人生で大切なことは何だろう?

自分はどんな役割りになりたいのか?

と、本気で考えました。

 

 

 

 

私の中で、出た答えは...

「自分の周りの人達を幸せにしたい」

でした。

 

 

 

家族、友達、がんサバイバー仲間たち。

 

 

 

世界はあまりに大きいけれど

自分の周りの人たちと

笑顔溢れる世界はつくれるんじゃないか。

 

 

 

 

じゃあ、そのために私が出来ることは何か?

 

 

 

 

色々考えて、

夫とも話し合いを重ねて...

私達は、夫婦でカフェを開くことにしました❣


 

 

 

皆さまもご存知の通り

Caféはフランス語で

フランスが発祥の地です。

 


フランスのカフェの数はとっても多くて、

どのお店も平日でも、常に満員御礼です。


 

 


 

フランスで、

caféの数とカフェで過ごす人達を見てると

ホントにステキで...

ある言葉を思い出します。

 

 


 

Carpe diem(カルペディエム)

「その日を摘め」

と、いう考え方です。

 

 

 

ブログで何回か紹介させていただいた思想で

 


「明日、何が起きるかは誰にも分からないから

 今、この瞬間を楽しもう。

今、目の前に咲いてる花や、食事、会話を

楽しもう。」



そんな思想です。

 


コロナ禍だって、コロナ明けだって

フランス人はいつも、顔と顔を近づけて

日常、政治、学校、仕事などなど...

とにかく沢山話をして

「今の時間」を楽しんでいます。

 


そんなフランス人の過ごし方をみて...





私達も、このフランスの感じを

表現してみたくなりました。




美味しい食事、飲み物、落ち着く空間を

提供して、自分の周りの人達に癒やしや

幸せな瞬間を提供したいです。

 

 


 

そして、

乳がんサバイバーである私が

いつもカフェにいることで

「独りじゃない」という

空間を作ろうと思っています。ニコニコ

 

 

 

 

と、言いつつ、

カフェの施工はまだ始まってないんですが笑い泣き

 


 

会社は設立して、周りを巻き込みながら

少しずつ、進んでいますので

また新着情報をシェアさせてください❣️ウインク飛び出すハート

 

 





父が倒れて、父と家族の記録として

インスタ始めました。



米作り

野菜作り

庭仕事

古民家再生



大家族で色々やってます!




私達のカフェもここから繋がるので

よかったら、フォローお願いします。飛び出すハート





 


 人生、濃厚な経験も、最後はプラスにしちゃって

一瞬一瞬を、大切に生きましょうね。ニコニコ

 


 

 

 

 

では、また。see you soon ! A bientôt ! 飛び出すハート

 



 

 

 

 

 

笑っているところに不幸はこないんですよ。

お互い笑っていれば、喧嘩なんてできないでしょう?

 

ー瀬戸内寂聴ー

 

 

 


自然の景色を見て、

あそこがもっとこうだったらよかったのにな、

と文句言う人は言ないだろう。

自然体で、自然な気持ちでいればいいんだ。


-父ー









つづく飛び出すハート