2015年 左胸乳がんの告知を受け、遺伝子治療スタート。
2016年 遺伝子治療終了。乳がん治療終了。
2018年 10月 フランス人と国際結婚。
2019年 7月 卵管閉鎖発覚。自然妊娠諦める。
2019年 9月 体外受精準備時、左胸乳がん再発分かり、治療開始。腸内細菌服用。
2020年 2月 自然妊娠。
2020年 4月 稽留流産。
2020年6月9日 左乳房全摘、腋窩リンパ節郭清手術。
2020年8月9月 体外受精に向けて受精卵6個凍結。



2020年10月21日抗がん剤治療スタート。



こんにちは。ボンジュール。こずえです。




いつもブログ読んでいただき、
ありがとうございます。ニコニコ



復活してきたので...
今なら書けそうなので書いちゃう!笑




そうです...今回からは
人生初の抗がん剤治療スタートです!






抗がん剤治療スタート前夜、
緊張で、眠れないかも〜
と、思ったら、グースカ寝てしまい、
寝坊しました。笑





タクシーで朝8時に、
大学病院に到着すると、




入り口前にすごい行列!びっくり
まるで東京ディズニーランドみたい〜




今から、途中下車したくてもできない、
ケモ(抗がん剤治療)の世界に、
皆さまもお連れしますよ。ウインク



イメージは、スペースマウンテンかなウインク
いや、そこは今まで経験したことない世界...叫び






まず、院内に入ると、血液検査を済ませて、
1時間くらい外来の椅子で待って、




診察室に呼ばれ、
血液検査結果を見ながら、
主治医と最終確認。




「血液検査結果は異常無いから、
予定通り、今日から抗がん剤治療スタートです。」
と、先生。




私は、
「先生、今回の私たちの赤ちゃん達、
3個とも良い受精卵だったから、
絶対、体外受精トライしたいんです!
だから、抗がん剤頑張る!」
と、受精卵凍結の報告書を広げて説明すると





「こずえさん...もう赤ちゃんと呼んでるんですね笑」
と、主治医。ねー




「そうですよ、もう産む気満々ですから。ニヤ
と、私。笑



主治医は私の言葉にいつも笑って突っ込むのが
定番となってます。w




そして、主治医が最終の
抗がん剤治療の同意書を
読みあげてる時...



「あ、そうそう、セカンドオピニオンもできますよ。
医師によって治療法違うから...


でもな〜、このAC療法が最強だから!
これで大丈夫です!!」



と、言ってくれました。照れ




この瞬間、不安が飛んでいきました。




やっぱり命を任せる先生に
「大丈夫!」と言われるのが一番安心しますよね。





そして、ケモルームに移動して、
看護師さんから説明を受けて、
いよいよ開始!




と、思いきや
まず初めに吐き気止めのお薬飲んで、
吐き気止めの点滴を入れて...



どんだけ吐き気が出るんだろうえーん笑い泣き
と、不安になる。




もう何とも言えない感情が駆け巡る。
そして生理食塩水をまず入れて...
そして...
ついに出ました。


AC療法...
皮膚に液が漏れると皮膚疾患を起こすそうです。
それを血管に入れるって...ガーン



(写真見るだけで今でも具合悪くなるので、
詳しい説明スルーしますえーん)


この赤い液が怖すぎる叫び




どんどん侵入してくるのが分かるしえーん


...えーんえーんえーん no word えーんえーんえーん


ずっと握りしめてたお祈り。
「主作用は最大に、副作用は最小にお願いしますお願い
(こう祈ると良いそうです。えーん)





必死にお祈りして、赤い液は15分で投与終了。
意外と早くて、体調は、全然大丈夫。




また生理食塩水を流して、
違う種類の抗がん剤を投与、30分。



ちょっと鼻がツンツンとしてきたけど、
看護師さんに聞いたらよく出る症状だそう。




これは無職透明なので、氣持ち的には大丈夫。




そして、あっという間に終了。




体調は全然変わらないから、
そのままお会計して薬局で、
お薬もらって、




そのまま地下鉄で帰って、
階段も上がって家に着く。

そして、秘密兵器準備〜!笑



私がケモライフで準備したのが、
水素吸引器
エコ湯たんぽ



水素吸引器は、毒素出しと副作用軽減の為に。




エコ湯たんぽは、手足体温めるために。

倦怠感あっても、蓄熱式なのでラク。
少ない充電時間で長時間使える
コードレス湯たんぽは重宝しますよ。





この2兵器を準備して、ソファーに横になって、
旦那さんも早めに帰宅してくれて、
普通に過ごしてたら...





きました、きました...





夕方16時くらいから、
どんどんカラダが重くなってきて、
氣づけば、身の置きどころが無いくらい、
だる〜〜〜〜〜くなってきて、
腕も全く上がらない。




鎧をつけてる感じ?
全身麻酔明けの重い感じ?
放射能を浴びた感じ?




旦那さんが作ってくれた食事もひと口しか食べれず、
さっきまで飲んでた水も氣持ち悪くなってきて、




シャワーも浴びれず、洗顔も出来ないまま、
ベッドに倒れました。





とにかく今まで感じたことのない
怠さ重さ苦しさに、
次は、何が襲ってくるんだろう?




と、物凄い恐怖が襲ってきたけど、






水素吸引器で吸引して、
自分の呼吸を落ち着かせて、
寝ることはできました。





でも、またあの夜が来るかと思うと、
正直、怖いです。




自分のカラダが
自分じゃ無くなっていくような感覚...





抗がん剤治療スタートの朝、
寝坊して、道路まで走って、
タクシー拾えた自分の身軽さが、
懐かしい。戻りたいです。




そのくらい、ケモライフは、
「普通じゃ無くなっていく」感覚が大きい。




でも、負けません。
やっと、ガン治療がスタートしたんだから
やれるところまで頑張ります。お願い




このブログ読んでくれてる方も、
頑張ってる方沢山いるから!
私も、勇気を出して進んでみます。







壁というのは、できる人にしかやってこない。
超えられる可能性がある人にしかやってこない。
だから、壁がある時はチャンスだと思っている。


-イチロー









つづく。天使キラキラ