先日、数年前に生き別れとなった恋人から突然会社に連絡があった。
このご時世に生き別れって・・・・でも生き別れだったんだよ。
あれから7年
仕事の共通の知人を通じて偶然にも連絡先が発見されたらしい。
まあさ、同じ業界で同じ職種だったら、どこかで遭遇したって不思議じゃないよね
運命の赤い糸だわっ、うふっ
とか思える無垢さは、もうどっかに置いてきてしまってる。
自分が勤める会社の最大のライバル社にお勤めだった
飲んでみたりしてみた。
お互い『お久しぶり』の一言もなく
まるで昨日も顔を合わせたかのようだったなぁ
相変わらずのいい男だったよ
ヤツとは恋人であり、親友であり、仕事のパートナーであり、同志でもあった。
いっぱい泣かされたし、泣かしたし
いっぱい一緒に笑ったなぁ
ヤツがトイレに行ってるとき
先日友人が貸してくれたシオンの『あそぼうよ』の一節が突如ひらめいた
♪あんたに会えてよかった
♪あんたに抱かれてよかった
ってやつ。
そんな感じがした。
シオンの歌詞ではその後は
♪でもあんたとは暮らしたくない
って続く。
でも当時の自分はヤツと暮らしたかった
というよりも、コイツとなら暮らしていけるかもしれないって思った
退屈したり、つまらないコトになったりは一生ならないだろうって。
コイツとなら一生ずっと尊重し合えるんだろうって。
そんな風に思えたのは後にも先にもこの時だけ。たぶん。
若気の至りってヤツか・・・いやいや。
約4時間、半分以上は相変わらずなぜか仕事の話をして
ヤツは最終新幹線に飛び乗って、嵐のように去っていった
あと1分遅かったら、目の前でドアがプシューって閉まって
情けないコトになってたはず。
相変わらずマヌケなヤロウだよ
そんなヤツの後姿を見送りながら
よしっ、いい女になろうって思った
でも、よくよく考えたらいい女ってどんな女のコトなんだか
よく判らないから、それはやめるコトにした
乙女チックな感傷とも違うなんだか不思議な気分になった
ヤツにはヤツの人生があって
自分には自分の道があって
もう今後二度とそれが交わるコトはないんだろうけど
ヤツと出会えてよかったなって思った
ヤツを好きになってよかったなって思った。
何やらともかくすがすがしくて嬉しい気持ちになった
よーし、これからもがんばっちゃうぞーって。
それでも帰りの電車はgatewayなんぞを聴きながらちょっぴり浸ってみたりもした
でも、そんなうっとり気分も2駅目を過ぎる頃には
“・・・・ちょっぴり飲み足りないかな”に変わり
やがて“もっと飲みたいっ”となり
15分後、地元近くに到着する頃には
“どこ呑み行っちゃおうっかなー♪”になっていた
所詮こんなモンなんだ
幸いにもお付き合いくだすった方もいらっしゃったりして
わっしょーい♪とやってるところへ
ヤツからメールが入った
“飲み足りなかったやろ、飲み直しはええけど飲み過ぎんなよ”
・・・・・へっへ、よくご存知で。
どうしてわかったんだろう。。。
