浅田真央さん来季引退 | 文筆家hideの徒然ブログ

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フィギュアスケートの浅田真央選手(22)が来季で引退すると発表しましたね。


それは前からわかっていたことだけど、本人の口からキチンと語られ、それがニュースとなって流れると、私自身、彼女が14歳のころから応援していたということもあって、流石に、いろんな感慨が沸き起こってくる。

来季はソチ五輪があり、そこで自分にとっての最後で最高の演技をしたいと彼女は言っている。

勝つとか負けるとかいうことではなく、「自分のスケート人生の集大成となるような滑り」をしたいということかな、と私は思った。

客観的に見れば、ソチ五輪において、女子シングルで彼女が優勝できる可能性は決して高くない。

彼女が五輪で優勝する最大のチャンスは疑いもなく2006年のトリノ五輪だった。
しかし、わずかに年齢が届かず、出場機会が与えられなかった。
そのとき、私は、「チャンスは去った・・・」と残念でならなかった。

その後の彼女を取り巻く状況はどんどん厳しくなっていった。
身体的成長とともに、トリプルアクセルの成功率は低下したし、ジャッジの採点傾向も、彼女の求める方向から明らかに外れていった。
それに加えて、フジテレビなどが繰り返し行なった彼女への心無いバッシングが浅田選手を苦しめた。

そして、声援むなしく(しかし同時に大方の予想通り)、2010年のバンクーバー五輪で彼女はキム・ヨナ選手に敗れた。

これで「浅田vsキム・ヨナの2強時代は終わり、これからは、新しい人々による新しい時代が始まるんだろう」と思っていたら、浅田選手がソチ五輪を目指すという大変な決断を下した。

「わあ、茨の道を選んだのだな」と思った私はそのことをブログに書いた。

そしたら、「本人ががんばるって言っているんだから、余計なことを言わず、黙って応援してろ!」という趣旨の批判コメントをつけられて閉口した(苦笑)


それはともかく、それ以降の浅田選手の低迷と苦悩は、筆舌に尽くし難い。

今季、グランプリシリーズで勝って、ようやく薄日が差してきたかなと思ったのも束の間、世界選手権の女子シングルでは敗れ、きょう終わった世界国別選手権(団体戦)も勝てなかった。


世界を見渡せば、アメリカのワーグナーや、ロシアのソトニコワなど各国の若手の進境は著しく、また、イタリアのベテラン、コストナーの安定度にも磨きがかかっている。
そして、現役に復帰したキム・ヨナもいる。


浅田選手には勝ってほしい、勝たせてあげたい、という切なる思いはある。
でも、仮に、思いを遂げることができなかったとしても、自分としてやれるだけのことはやりきったという清々しい気分で選手生活を終えることができるといいなあと思う。

浅田選手だけではなく、鈴木明子選手も来季で引退するだろう。
男子の高橋大輔選手もそうだろう。

なじみ深い人たちが揃って最後のシーズンを迎える。

みんな、悔いのないシーズンにしてほしいなと切に願う。