先日、ある大手企業の経営者にインタビューしたら、
「政権交代後、早くも、高額商品がどんどん売れるようになった。というよりは、高額商品から先に売れるようになった」
と言っていた。
本来、経済力のある人たちが、これまで、デフレ不況下で、萎縮していたのだが、ようやく、お金を使うようになってくれたということで、それ自体は悪くはないんだろうと思う。
しかし、それにしても、本当に、世の中の気分ひとつで、人々の消費行動が劇的に変貌するのだから、おもしろいというか、怖いというか・・・!!
なんか、1985年からのバブル経済もそんな気分の中で始まったよなあ・・・とふと思い出した。
大丈夫かな・・・!?
ま、それは措いといても、2%の物価上昇を目指すどころか、10%以上の値上げをこそっと(!?)敢行している会社が現われたのには、閉口した((((;゜Д゜)))。
行きつけのクリーニング店で、いつものようにシャツ類などを出して会計したら、これまでとは全然違う金額を請求されて、愕然とした

。計算間違いなのでは・・・と問うてみても、平然とした顔で「いいえ、大丈夫です」みたいな返答しか返ってこない。
でも、明らかに、従来の価格よりも、平均10~20%、いやもっと単価が高いようだ(>_<)。
どうしても合点が行かないので、しつこく食い下がって説明を求めた。
相手から見れば、私は“クレーマー”という扱いになるのだろうか?�
その結果、「原油価格が高騰したので・・・」との答えがようやく返ってきた。
それならば、事前の予告をするとか、なぜ、これほど大規模な値上げが必要なのか、わかりやすい説明をするとか、やるべきことがあるのではないか?
まるでクレーマーみたいにしつこく食い下がった結果が、「原油価格の高騰ゆえ」というだけでは、正直、納得しにくいなあ・・・
原油価格の高騰は事実だとしても、そのついでに、自分たちの取り分(儲け)も一挙にアップして、結果的に、大幅な値上げになっているのではないかと勘繰られても仕方のない説明の仕方だと思う。
世の中の気分としては、デフレ脱却という方向かもしれないが、我々一般庶民の暮らし向きは、昨年までと同レベルで低迷している

。それなのに、製品・サービスの価格だけ何の予告もなく一方的に大幅上昇するのは、困ったものだ。
安倍政権が成立した時に、まっさきに心配したことが、早くも現実になり始めたようで少々憂鬱な気分になった

。必ずこうした企業が現われ、生活者も、はじめこそ、驚き、怒るものの、そのうち諦め、そういう企業が増えていくというのは、長い歴史の中で繰り返されてきたことだ。
我々としては、そういう“悪乗り”している企業かどうかを慎重に見極めながら、自己防衛を図っていくしか道はない、ということなのだろうか?