昨夜から今日にかけて、バンクーバー五輪では、早くも、日本人にとって注目度の高い決勝種目がありましたね!
ジャンプ・ノーマルヒルと、フリースタイルスキー女子モーグルです。
ジャンプの方は、伊東選手が15位、葛西選手が17位でした。
本来の実力から言えば、もうちょい上を狙えたとも考えられますが、次のジャンプ・ラージヒルや、団体戦に向けて、調子を上向きに出来るかどうかが、ポイントですね。
今回のノーマルヒルは、今季ワールドカップの戦績から言って、スイスのアマンVSオーストリア勢の戦いになることはあまりに明白でしたし、実際、その通りとなり、結果として、アマンの圧勝となりました。
ラージヒルや団体戦でオーストリア勢が地力を出せるかどうか・・・・種目を問わず、オリンピックでは力が出にくいのが、同国の「伝統」(?)なだけに、果たして、どうなるか要注目ですね。
女子モーグルは、マスコミ主導の「金メダル! 金メダル!」の大合唱の中、上村愛子選手は、今季の彼女のコンディションから言って善戦・健闘と言える4位入賞を果たしました。
彼女は、2007~8シーズン・ワールドカップ総合優勝を成し遂げ、名実ともに”実力世界1”となり、さらに、2008~9シーズンには、猪苗代の世界選手権で金メダルを獲得しました。
彼女の長いスキー人生における最高の実りのときは、この2シーズンであり、本来であれば、これを”花道”に・・・ということだったでしょうが、「五輪で勝たなければ価値はない」と言わんばかりの日本独特の”空気”の中で、「五輪優勝」を目指さざるを得なかったのでしょう。
しかし、ピークのシーズンがそう何年も続く訳もなく、今シーズンは不振を極め、ワールドカップ7戦中2戦で予選落ちし、優勝は皆無という中で、バンクーバー入りすることになりました。
以前のブログで、カナダ、アメリカ勢が圧倒的な力を見せつけ、上村選手は3位銅メダルを取れればよい方・・・と書きましたが、実際、上記2カ国がメダルを独占し、上村選手は4位となりました。
このあと、また、いろいろと言われるかもしれませんが、誰が何を言おうと、上村選手の残したワールドカップ総合優勝という業績は、世界のモーグル史上に燦然と輝く偉業です。
それがどれほど偉大なことかを、もっともっと多くの日本人は知って良いと思います。
ひょっとしたら、その重みを真に知るのは、日本ではなく、カナダ、アメリカなどのモーグル大国の人々なのかもしれませんね。
いずれにしても、上村選手、ほんとうに、お疲れさまでした!!