高齢者の自覚がない私(分類⑥その他) | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

股関節症・股関節脱臼ブログランキング参加用リンク一覧←osu
 
高齢者とは何でしょうか?感覚的なこと、法的なこと、など視点の違いによって
その定義は異なります。感覚的なことで言えば「自分の年齢」によって全く異なる
でしょう。
 
団塊の世代である私の場合も「感覚的には自覚がありません」。高齢者と呼ばれると自分のこととは思えないのです。
 
  以下に視点の違いによる高齢者の定義について述べます。
 
  1.国連の定義  60歳以上は高齢者、80歳以上が後期高齢者
 
  2.国際保健機構(WHO)  65歳以上が高齢者、80歳以上が後期高齢者
 
  3.「老年学」という学問  65歳以上が高齢者、65歳から74歳までが前期
      高齢者、75歳から84歳までが中期高齢者、85歳以上が後期高齢者
 
  4.国民の意識調査(内閣府 2002年)  年齢による感覚の差があるが
      全体として「70歳以上を高齢者と考える」人が50%と最も多い
 
  5.各制度上の定義
 
    *公的年金の受給開始年齢      65歳
 
    *医療費の自己負担が30%から10%に   70歳
 
    *老人福祉保健法   障害なし   75歳
                  障害あり    65歳
 
    *所得税法(老人扶養親族)     70歳
 
    *国民基礎調査における高齢世帯 65歳
 
    *道路交通法              70歳
 
    *定年制度                65歳
 
   (私の主張と希望)
     日本老年学会では「高齢者の定義を75歳以上にすべき」という提言が
     あります。また日本の平均寿命はさらに伸びています。
 
     そして何より「身体の自由がきかない」ということがありません。頭も
     正常です。希望的観測では見た目も高齢者ではないと思っています。
 
     しかし上記制度どれを見ても65歳以上は高齢者となってしまいます。
 
     従って「高齢者の仲間入り」は否定できないのかも知れません。
 
     「高齢者」とか「老人」とか言われた際には返事をしないことで抵抗
     することにしましょう
 
     次回は「NPO法人の適正な繰越金」か「被後見人の選挙権」か
     「米100俵」です