消費税には逆進性があるから反対-に反対(分類⑥その他) | 変形性股関節症患者のためのノーサイド主催情報交換広場

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①病気そのものの情報②社会福祉制度、社会保険制度③障害年金④障害者就職情報⑤民間保険制度⑥政治家の揶揄、社会への提言などについて語ります。とりわけ③については受給に向けてアシストすることを私のライフワークと位置付けて積極的に行います。

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共産党などは消費税導入は「逆進性があって貧しい人を虐める税金なので反対
と言っています。
 
本日はこの主張に反論します。
 
 (そもそも)逆進性とは「例えば食料品の購入で考えると所得の多い人も少ない
   人もさほど消費額に差がないので、結果的に所得が少ない人の所得に
   占める食料品購入額の割合が多くなってしまう。だから所得の少ない人を
   虐める税金である」という主張です。
 
    例えば  年収 200万円→食料品購入額 50万円→25%
            1、000万円→         100万円→10%
 
    即ち、食料品という生きるための消費は所得が低くても節約に限界
    があり、また逆に所得が増える割合ほどには増えないという性質を
    持ったものであり相対的に所得の少ない人の負担増になる、という
    考え方です。
 
    上記の解決策としては①所得の少ない方への個別の所得補填
    ②食料品などの生活必需品を無税にしたり軽減する 
    などが考えられますが①は収入の把握が難しいことや収入は少ない
    が資産のある世帯にも補填してしまう②は必需品の線引きが難しい
    などの問題点があります。
 
   (私の主張)
 
    *税金の全てが消費税であれば共産党の主張に共感する部分も
      あるが所得税・地方税(税率0%~40%)相続税・贈与税(税率
      0%~50%)などで十分に累進課税が実施されている
    *食料品の消費について(外食費なども含めると)必ずしも逆進性
      とはなっていないというデータもある(つまりほぼ所得が増える
      割合で食料費支出が増えている)ということです。
    *そもそも消費税は万人が平等に負担して、なおかつ取りっぱぐれ
      の少ない税である
    *今後、財政再建に本腰を入れないと日本国は破綻国になってしまう
      ので、そのためにも消費税の増税は必須である
 
    増税は歓迎する人はいません。それでも将来に禍根を残さないために
    必須であるというのが私の主張です。
 
    次回は「私的責任、業務上の責任」か「ラグビ-とサッカ-」か「こんな輩
    (やから)は許さない」です