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本日のお話は医療保険(入院保険)は1日幾らの保障が必要だろうか?です
以前に勉強した「高額医療費制度」「自立支援医療費制度」が役に
立ちます。
例えば 股関節手術で2週間入院した場合、自己負担は一般所得者で
4万円程度+食費+(差額ベッド) でした。
1日1万円の医療保険に入っている人は(1日目からの保障として)14
万円の保険金を貰う事になります。
仮に5万円の自己負担であった場合は9万円懐に入ることになります。
1日5、000円の保障であれば保険金は7万円。まあこれなら良いと
しましょう。
後日また項をあらためて述べますが「保険で儲かってはいけない(不当
利得の禁止)」という考え方があります。それからいくと何だか少し
儲かっているようにも見えますが、このケースは治療実費を保障する
保険ではないし、そもそも「人間」には価値は存在しないので、この
場合は儲かったとは言わないのです。
従って「治療費を埋める」という意味では1日5、000円で十分で
あったとも言えますが、結果的に懐にお金が残ったとしても問題は
ないので「無駄な保険をつけた」ということにもならないのです。
次回は「火災保険で風で屋根が飛んだときも払う?」です