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Q4 脚長差が残って跛行が解決しない
A4 手術の目的は「痛みを取り除き当たり前の生活ができるようになること」にあり ます。その目的が達せられたのであれば手術は成功です。
両足同時やいずれ両足手術をされる場合には、そのことを医師に伝えて脚長差 の調整をお願いしておくことはできます。一定の脚長差への対応はできるようで すが、あまり拘ってしまって元も子もなくしてしまっては本末転倒ということになり ます。
多少の脚長差があっても足底板などの活用により歩行を改善することもできま
す。
Q5 手術後の行動制限があり日常生活や仕事に影響を及ぼす
A5 行動制限が一生続くのは事実ですが実感としては不自由を感じるレベルでは
ありません。走るのも正座もできるのですが念のためやらない、というところ
です。特に気をつけなければならないのは手術後3ヶ月ほどです。
仕事は職種によって問題のある場合もあるでしょうが一般的には手術後の
ほうが様々な動きが可能になり楽になります。
Q6 再置換があるので、いずれまた手術をしなければならない
A6 再置換があるのは嫌ですが「その間に得られたQOL(生活の質)の改善は
何ものにも代えられない価値ある時間です。また人工股関節の耐用年数が
長くなったり、新機種が発売されたりと日進月歩で進化しています。
本音としては「一生再置換なしでいけるのではないか」という期待感も高まる
進化の状況です。
次回は続きをやります