皆さんお久しぶりです。たまにとんきちです(^-^)v



今日から2月。別名如月。またの名を梅見月。
西日本や東日本ではもう梅がちらほら咲いてるようですね。春まであと2ヶ月。皆さんの所はあと1ヶ月ですね~(#^.^#)







万葉集には梅の歌がたくさんあって、令和の元になった歌もあります。そこでシリーズあなたの万葉集第……何回だっけ?(笑)令和の元になった歌と梅の歌を紹介したいと思います。
皆さんもゆっくり声に出して詠んでみて下さいね(^-^)v




令和の典拠
梅花の歌32首、大伴旅人の序文より


天平二年正月十三日に、師の老の宅に苹まりて、宴会を申く。時に、初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。

てんぴょうにねんしょうがつじゅうさんにちに、そちのおきなのいえにあつまりて、えんかいをひらく。ときに、しょしゅんのれいげつにして、きよくかぜやわらぎ、うめはきょうぜんのこをひらき、らんははいごのこうをかをらす。

作者、大伴旅人

訳、天平二年正月十三日に、大宰師の大伴旅人の邸宅に集まって宴会を開いた。折しも、初春のよい月で、空気はよく風はさわやかに、梅は鏡の前の美女が装う白粉のように開き、蘭は身を飾った香のように薫っている。



大伴旅人は西暦730年の正月に、邸宅に配下の官人を招き、観梅の宴を開き、令和の元となる歌を詠いました。




梅の花 咲きて散りなば 桜花
継ぎて咲くべく なりにてあらずや

うめのはな さきてちりなば さくらばな
つぎてさくべく なりにてあらずや

作者、張氏福子(巻五、八二九)

訳、梅の花が咲いて、散ってしまったなら、桜の花が続けて咲くようになっているではないか。




残りたる 雪にまじれる 梅の花
早くな散りそ 雪は消ぬとも

のこりたる ゆきにまじれる うめのはな
はやくなちりそ ゆきはけぬとも

作者、大伴旅人(巻五、八四九)

訳、消え残る雪に交じって咲いている梅の花よ、早々に散らないで欲しい……雪が消えてしまっても。






まだまだ梅の花の歌はたくさんあるのですが、大伴旅人の序文やこの歌は特に素晴らしいなあと俺は思っています。
今から1400年前の奈良時代の人らは、皆で宴会を開いて、梅の花をテーマに歌を詠み合っていたんだなあと思うととても素敵だなあと思います。



とんきちも今日もまたコロナで仕事が飛んだので、万葉集を詠みながらやさぐれオジサンひとり宴会でもしたいと思いま~す♪(笑)







サラスパとタコちゃんウインナーを作りました。昨夜、深夜食堂を見たら食べたくなりました~(≧▽≦)(笑)



それでは皆さんの幸せと健康に







カンパ~~~~~イ(^o^)/♪♪



かあ~~~♪美味い~~~(≧▽≦)♪♪(笑)



令月にして、気淑く風和らぎ、だね(#^.^#)



2月もよろしくお願いいたします(^-^)v




そんな感じ(^-^)v