昨夜 寝ていて何気なくお腹の右側に手をやると、お腹ががぽっこりと膨らんでいる。

ヤバイ! とばかりにガバッと起き上がる、

恐る恐る確かめてみると

 

左側の飛び出ている腹部ポートのクッションとして入れていた円錐形のスポンジが

右側に移動していただけだった。

な~んだと ほっとするも、びっくりした・・・・・・

 

癌持ちだとどうしても、何がなんでも無意識に癌に結び付けてしまう。

いつもは忘れていても、心の奥底ではきっとしばられているのだと思う。

 

お山の生活も三日目なんだけれど

今朝 オランちゃんは、自宅に降りて行った。

裁判所に提出する書類が10時に自宅に届くことになったのだ、

今週中に裁判所にいくことになっているので、これを確認して弁護士に送らないといけない。

 

普通の生活をしていて、一生 弁護士やら裁判所なんて無縁の人生と考えていたのに、

巻き込まれて、被害を受け、望んでいないのに大きな企業のあいてと戦うことになり

挙句の果てに、ストレスで癌になり訴訟は6年続いている。

 

これが私の人生の終わりに起こった意味は、どこにあるのだろうか

確かに、母の住んでいた土地と建物をブローカーに脅されそうになった時の対応や

相続の時の弁護士の脅しにも屈しなかったこと

弁護士事務所の所長と対峙して、

あまりにもなにもしなかったその弁護士事務所の所長に 費用を請求させなかったこととか

法律的なことに詳しくなり、強くなった自分がいた。

 

この体験が無駄にはならなかった。

あ~ 人生って何歳までも勉強できるもんなんだなとおもう。

 

65歳まで生きて来て、間違っていたことにも気が付いた。

よの中、良い人ばかりではない。自分と同じ価値観を持った人ばかりではないということ

嫌なことはいや、迷惑なことは迷惑、と主張しなければいけない。

 

それをしなかったばかりに、私たちはこんな厄介なことに巻き込まれてしまった。

極普通のノンビリしたおまぬけな夫婦だったのに。

 

成長させてくれてありがとう! 癌も裁判も・・・・・・・