21日のGII札幌記念(札幌芝2000メートル)で断然人気のモーリスはまさかの連敗となった。今秋は天皇賞を見据えて2000メートルで始動した昨年の年度代表馬。スタートから1コーナーに入るまでモレイラとのコンタクトは完璧。3角過ぎから進出を開始し、ラスト100メートルで2番手まで押し上げたものの、同じ堀厩舎の同期ネオリアリズムとの2馬身差は埋まらなかった。

 引き揚げてきたモレイラは首をかしげるしかなかった。「道中は折り合いがついたし、体調も申し分なかった。ただ、コースロスを避けて内に入れるまでに時間を要してしまった。向正面の馬場が悪く、後ろからでは届かないと判断して早めに動いた」。万策は尽くした格好だ。

 ノーザンファームの吉田勝己代表は「モレイラが完璧に折り合って乗ってくれた。道中はこれなら、と思ったけどね。勝った馬は道悪が相当うまいんだろう。選択肢が広がったのは確かだが、今日の2着で迷いが出てきた」とも。次走への明言は避けたが、「モレイラは“距離は大丈夫”と言っていた。次走は(短期免許で来日予定の)ライアン・ムーアで決まっている」と豪華リレーで挑む天皇賞・秋は既定路線でもある。距離と道悪が重なった今回の敗戦で得たものは多くとも年度代表馬に求められること――それは勝利しかない。
東スポWEBより

レース前からずっと思っていたことがあります。

なぜ札幌記念を使うのか?
次のレースは何を使うの?

記事を読むと天皇賞ですね・・だったらなぜ札幌記念を使ったのか?

天皇賞秋は東京2000m,札幌記念は札幌2000m・・全く似て非なるレース、同じなのは距離だけ。

元々ダービーやオークス、宝塚記念を経由してきた中距離志向の馬が天皇賞を使うたたき台に使うなら納得出来ます。
ただモーリスの様に距離不安がある馬には不向きだと思う。

なぜなら札幌2000は右回りで直線が短く洋芝・・イメージは中山競馬場に近い・・タフな競馬になります

東京2000の競馬は芝が軽くスピード競馬になります。

あのウオッカも天皇賞秋は勝っているが中山競馬場に良績は無い。

もし距離不安のあるモーリスなら札幌記念→天皇賞秋では無く毎日王冠→天皇賞秋を使うべきでは無かったか?


札幌記念を使った結果、敗因が距離不安か洋芝かわからないし戦績に傷をつけただけの気がします。

年度代表馬のモーリスが今年引退なら・・晩節を汚して欲しくないなぁ^_^;