亀田興の功績をたたえる声は、ほとんど聞かれない。
 古今東西を見渡しても、3階級制覇を果たしてそんな扱いを受けたボクサーはいないだろう。
 最初の世界王座獲得となった2006年8月のランダエタ(ベネズエラ)戦は、「疑惑の判定」と激しく批判された。翌07年には3兄弟の次男大毅が内藤大助戦で反則を繰り返し、社会問題化。父史郎氏の高圧的な振る舞いに世間は嫌悪感を示し、一家は完全に孤立した。それまで父子物語を美談仕立てに報じていたメディアも手のひらを返す中、矢面に立った亀田興は記者会見で肩を震わせながら頭を下げた。
 2年後、フライ級で内藤に完勝し2階級制覇。これは競技人生の中でも数少ない光る試合だったが、周囲の見る目はさして変わらなかった。3階級制覇しても同じ。過去の名王者に勝った王座決定戦の質が問われた。
 大毅が敗れても王座を保持し続けた13年12月の世界戦をめぐり、日本ボクシングコミッションは亀田家排除の方向性を鮮明にした。日本のリングに立てなくなった3兄弟の情熱は、次第に薄れていったのかもしれない。亀田興は河野戦を最後に引退すると決め、昨年の時点で家族に伝えていた。
 三男和毅は9月の試合に敗れ世界戦2連敗。その前座に出場して負けた大毅は弱気な言葉を残した。長兄の敗戦、引退はボクシング界における亀田家の終幕を連想させる。
 亀田興は「いいボクシング人生を送れて楽しかった」と努めて明るく振る舞った。そして、今後について聞かれると「新たな世界で頑張って活躍していこうと思う。その時は応援してもらいたい」と柔和な顔になった。実は繊細な心の持ち主。「悪役」に徹するのは、性に合わなかったことだろう。 

Yahooニュースより

ラグビー日本代表が大活躍を見せて帰国したタイミングでの亀田の引退・・


私は正直この家族を認めることは出来ません。対戦者への暴言や年長者への配慮ができない行動


ボクサーって強ければ何をしてもいいの?

先に触れたラグビーの精神はONE FOR ALL ALL FOR ONE(一人はみんなの為に、みんなは一人のために)


ひとりの拳でなんでも切り開こうとした亀田親子と真逆(; ̄ェ ̄)


自己犠牲のラグビーの躍進と暴虐無人の亀田の斜陽が交差したタイミングは何か言い知れない ものを感じた週末でした。


あっ・・あと何でも金で解決してきた巨人がその金の問題とCS敗退もね(・ω・)ノ