テノール歌手の遠藤學(ガク)です。

  芸術家は、自分の技術を磨いてればいい!

  確かにそうです。

  音楽の分野だったら、音楽大学に進学して、

  日々、毎日練習して演奏のテクニックを

  磨き、コンクールで上位をとり、留学

  または、声楽の場合は、オペラ研修所へ

  行き、歌劇場と契約し、ソリストとして

  大きな舞台に立つ!というのが

  王道です。(これは、1つの例で、選択肢は、

  色々あります。)

  音楽教育を受けている人の中には、

  親が経済的裕福な家庭で金銭的問題は

  無い人も沢山居ますが、全員がそうでは

  無いし、必ずしも一流の舞台に立てるか?

  というと、それも1部の人だけです。

  自分で生徒を集めてリサイタルを

  開けたり教える事の出来る人や

  上手くメディアに乗っかった人達

  以外の音大生、若手演奏家達は、音楽

  教室の講師をしながら、音楽とは全く

  関係の無いバイトをしたり、音楽とは、
  
  違う仕事に就職して、生計を立てている

  のが現状です。

  何故、
  こうなってしまうのか?

  大学で、お金に関する授業が無いからです。

  冒頭に書いた『芸術家は、自分の技術を
  
  磨いていればいい!』これは、本当に

  大切ですし、何がなんでもやらなくては、

  いけない事です

  しかし、自分の存在を知って貰い、自分の

  演奏を聴いて貰う為には、聴いてくれる

  お客さんが居なければ成り立ちません。

  その為には、マネジメントの勉強が必要

  だと思ってます。

  舞台に立てなければ、演奏家として

  で無く、違う職につけばいいじゃん!

  と言う人も居ると思います。

  音楽大学に強い志しを持って入った人達は、

  "音楽に並々ならぬ情熱と愛を持って学んで

  います。"そして、音楽教育は、何年も

  掛かって習得する物なので、1、2年位

  では、習得出来ない技術を持ち合わせて

  います。

  そして、『クラシック音楽に興味は、

  あるけど、まだ気軽に聴けて、わかり易い

  コンサートなら行ってみたい!』とか

  『若い演奏家を応援したい!』という

  人達も沢山います。

  そういうお客さんに向けて、情熱と愛を

  持った若手演奏家が必要だし、クラシック

  音楽の普及も担うし、『音楽以外の仕事を

  しない!』という事は、"より演奏の技術が

  上達すると同時にコンサートの舞台に

  立つのが多くなれは、舞台慣れして、

  立派なパフォーマーとなり、更に

  知名度が上がる!"といった相乗効果も

  期待出来ます。
  
  現実的に大学がマネジメントの授業を
  
  取り入れるか?というと難しいですが、

  仮に客員教授として、少し親しみのある

  優しい口調のマナブさんとか、

  独特な雰囲気のイケハヤ大学の池田さん

  等を呼んで講義して貰えたら、

  めちゃめちゃクラシック音楽業界は、

  盛り上がると思います。

  (かなり個人的妄想が入ってしまいました)
  
  税理士の栗原邦夫さんというと方も
  音楽家にメッセージを伝えてます。


  このコロナ禍で、音楽業界の状況が一変

  してしまいました。

  私もマネジメントの勉強をしていなかったの

  で、色々調べて試してます。

  クラシック音楽、コーラス、もっと盛んに

  そして、身近な物として栄える様に

  皆で思案し、高めて行けたら!と、願って

  ます。

  私の教室、サークルを覗いてみませんか?
  レッスンは、良いサポート力が大切です。
  
  
  http://www7b.biglobe.ne.jp/~seigaku-endou/index.html