私がまだ働いてた頃。

夜、帰宅途中に、見慣れた車が止まっていました。

それは別れた彼の車で、
私の帰りを待ち伏せしていたのでした。


その彼とは、私の心変わりで別れて、
別れた後も彼からは手紙を送ってきたり、思い出の品を送ってきたりされましたが、
返事をしていませんでした。


「家まで送るから乗って」と言い、ドアを開けるので、助手席に乗りましたが…
後悔しました。


車は、私の家とは逆方向へ。



お互いに無言。


私の頭の中では、その頃 多かった ストーカー事件の事が浮かび…

バッグをギューッと握りしめて、体を固くして緊張していました。どこに連れて行かれるんだろう?



お互いに無言のまま、車は
金沢八景の野島公園の駐車場へ。
真っ暗で、人っこ一人通りません。


彼は車を降り、自動販売機で飲み物を買ってきてくれました。
(この販売機、昔、ラジオで悠仁が、免許を取ったばかりの頃、よく野島に行って販売機でカロリーメイトを買った…と言ってた。厚ちゃんも、俺もカロリーメイト買ってた、と言ってた。余談でした、すみません。)



彼は車に戻ると、助手席に座っている私に無言で飲み物を渡しました。


私は、「この飲み物には薬が入ってるかも知れない」などと、彼を疑い、
飲めませんでした。


それからまた、車の中で お互いに無言…。


何で ここに連れてこられたんだろう。
何か喋ってよー。
今、車を降りて走って逃げても、すぐに追い付かれちゃうだろうし…
真っ暗で誰もいないから助けてもらえないし…


バッグの中にある携帯電話を握りしめてました。


すると突然 彼が、後部座席にあったリュックを取り、ガサゴソ何かを出そうとしている!


何を出すの!?
ナイフ!?

ロープ!?

私は本気で殺されると思い、

車のドアを開けようとした時、




彼がリュックから出した物は…!












たまごっち。







え?






白いたまごっち。



彼「今日はこれを見せようと思って。白いのは珍しいんだって。」




はあ…。


もし私がその時に立っていたら、たぶん腰を抜かしていたでしょう。


泣きそうなくらい、全身の力が抜けました…。


私も白いたまごっち、持ってる。そう思ったけど、声も出せず、ただ 黙ってたまごっちを手に乗せて眺めてました…。




たまごっちを返すと、お互いに無言のまま、
車は走りだし、私の家の前へ。



それきり、その彼からは何も送って来なくなりました。




こんな事をなぜ、思い出したかというと。

娘がサンタさんに書いた手紙ダウン


ゆっくり歩こうよ♪-111223_152904.jpg


たまごっちIDLの15周年記念バージョンの、
ムラサキ色が欲しいそうです。



たまごっち15周年かあ~。

あれから15年がたったんだなあ。



しみじみ。


今日の午前中に、パパサンタが たまごっちをゲットしてきて、隠してあります。


たまごっちのお世話、
きっと私がやることになりそうだなあ~。やれやれ。


理恵より☆