一月ほど前に大学時代の友人とランチしてきました
就職、転勤、結婚など各々環境が変わっても長く仲良くしている友人です
彼女は20代で結婚し、20代で2人の子を自然妊娠で出産した先輩ママです
お子さんは2人とももう小学生
私の妊娠をとても喜んでくれました
一通り話し終えて、こんな会話になりました。
私 「高齢出産だから不安もたくさんあるんだけどね
」
友人 「高齢って？ららが？！」
「産むときには37歳だから高齢だよー
」
「え？37歳で高齢者扱いなの？！」
「妊娠、出産に関してはね
出産適齢期ってあるから
30歳の壁、35歳の壁があるんだよ。それ超えると出産時のいろんなリスクが上がったり、ダウン症とか染色体異常の赤ちゃんが生まれる確率も上がっちゃうし
」
「そうなんだー！
高齢って、、笑 クスクスクス
笑
うちらももう、高齢者扱いなんだねぇ
笑」
彼女は悪気があって笑ったのではなく、高齢というワードに反応しただけですが、
同じ女性で同じように出産を経験したので、
高齢出産について少しは知識があるものだと勝手に思い込んでいたので少し違和感を感じてしまいました
でも不妊治療や30代以降の出産を経験していないので知識がないのは当たり前ですよね。
（逆に不妊治療して生んだ子、30代で生んだ子は説明なくこういった会話が成立する
）
と同時に、これが世間の反応なのかもなーとも思いました
最近、日本の少子化問題が話題になっていて、テレビでも政府が子育て支援をどうするか連日報道しています。
新聞でもそれに伴い、結構な頻度で不妊治療について取り上げています。
彼女は昔、
出勤時の電車内で新聞を読む子だったのでそういった記事にも目を通しているのかと勝手に思っていたけど、
今はもう新聞を読んでいないのか、
興味のない記事には目を通していないのかもしれません🗞
私自身が不妊治療で病院に通っていてよく思ったのが、
働きながらはなかなか厳しい治療だな
ということでした。
月に一度の貴重な排卵日に向けてスケジュールを調整するので、
家と職場と病院が近く、
残業もなく、
職場の理解がある
といった条件じゃないと厳しそうです
同年代の女性でもこれだけ知識が違うなら、
親世代以上の女性、男性、そして社会にも
理解し協力を得られるのは結構先になりそうだと思いました
他にも、「友達が40代で妊娠したからまだ全然大丈夫だよー」とか、40代の芸能人妊娠報道などを聞くと、
最近の医療ならまだまだいける、と思われがちなのもあるあるなんですよね
それって実は裏の背景に、
何年も治療をした結果だったり、
何度も流産してしまったといった経緯がある可能性も高いと思います。
めでたく妊娠したから周りに公表できたわけで、
もし妊娠しなければ友人にわざわざそんな辛い過去を言わないだろうし、
芸能人だって妊娠しませんでした、なんて発表しないですよね
何が言いたいかというと、
昨今の妊娠、出産に関する知識は広い意味では日本の将来に関わること（少子化）でもあるのに、
まだまだ周知されていない分野であると直面しました、ということです
そしてそれに対して誰かを否定したいのではなく、
大事なことなので義務教育などに含めることもありなんじゃないかなーなんて個人的に思いました