体のどこかが痛いと
なかなか笑顔にはなれない


その痛みを感じた私…


痛いけど歩かなきゃ
歩けなくなっちゃうから…


そう言って
一生懸命、歩行訓練を
頑張っているお年寄り


生きるってきっと
こういう事なんだ…


諦めればきっと
そこから前には
進めなくなるけど


努力すればきっと
まだまだ道は続いてる…


若い内は選べる道は
沢山あるけれど


歳を重ねる毎に
その道の数も減っていく


仕方なく選んだ道より
自分が好きな道に進むのが
一番いいに違いないけど


仕方なく選んだ道の先にも
思いがけない事が
待ってるかもしれない…


そんな事を今日学んだ
大きく息を吸い込んで
新しい空気を
体一杯に吸う


綺麗な青空と
優雅に飛ぶ鳥達


乗りたいけど
乗れない白い雲…


夜じゃないと
見えないはずの白いお月様


大好きな歌を聴きながら
リズムに合わせて歩く…


丁度いい気温…


咲き始めた桜達桜


蜜蜂の沢山集まりそうな
黄色い菜の花達


いつもは見逃してしまいそうな
小さな小さなピンクの花


歩いてると
気付く春がいっぱいある


枝垂れ桜のてっぺんに
器用に止まってる
名も知らない綺麗な鳥


桜が満開になったら
かくれんぼするのかな…


また歩くのが楽しい
春が来た…
まさかあんなに揺れるなんて
誰もが想像しなかっただろう…


私は利用者さんの介助中

「あっ 揺れてる…
ん?止まらない…
ちょっと待ってよ~あせる


ベット柵に捕まりながら
介助を続けていた…


他の利用者さんも大騒ぎあせる


いきなり停電したけど
すぐ非常灯が点いたひらめき電球


何が起きてるか分からない


とにかく落ち着いて…
みんなに言いながら
自分にも言い聞かせた…


子供達は大丈夫かな…瀨
主人は車で仕事に行ったけど
帰りは大変だろうな…焏


メールも電話も繋がらない


困ったあせる


そんな時 mixiがこんなに
役に立つなんてビックリだった


携帯の充電を気にしながら
つぶやきをチェックすると
長女が

「引き出しがめっちゃ開いてる…パラノーマルみたいあせる

とつぶやいていた…


「大丈夫?心配焏」

と コメント…

しばらくしてまたチェック

「友達といる」

「学校?」

「家」


やり取りは続き
安否が確認でき一安心溿


次女は携帯持ってないから
祈るしかなかった…猤


学校に行ったから安心はしてたし
施設の送迎に出てる時に
中学生が帰る姿も見掛けた


きっと大丈夫溿


そう信じるしかなかった…


でも主人は全く連絡がつなかいあせる


大丈夫なのかな…


でも私は仕事中だ…


利用者さんに安心して
貰わないといけないし


まず家に送り届けなきゃ…


車を運転する訳じゃないけど
普段独居の人なんかは
家に送り届けても
その後が心配だ…


お孫さんを小学校に
迎えに行ってから


息子さんの家迄行って
預かって貰えるか聞いたり


行ったり来たりを繰り返し
施設に着いたのは
19時近くだった…


結局その利用者さんは
施設に泊まる事になり


お孫さんはお母さんが
帰れないからと息子さんの
家に泊まる事になった…


信号信号は電気が付いてないから
道路はパニックだし
送迎は本当に時間がかかった…


でもみんな無事で
本当に良かったキラキラ



暗いロッカーで荷物を出し
外に出た…


月明かりがこんなに明るいなんて…


自然は有り難いけど
地震もまた自然の出来事


複雑な気持ちだった


家に着いたのは19時頃


玄関を開けると

「お帰りなさい音符


男性の声も混ざっていた…


「…!?


長女の彼の声だった…


なんと長女の彼は
子供達と一緒に
私の帰りを待っていてくれた


びっくりしたのは懐中電灯を
テーブルの真ん中に上向きに置いて
なんとゲームをしていた事溿


でも本当に良かった…


連絡が出来ない次女も
ちゃんといた…


私の仕事場に来たらしい…


自動ドアも開かないし
真っ暗で誰も見えず
家に帰ったと言う…


ケガもなくみんな大丈夫だ


残るは主人だけ…


いつもは金曜に
飛行機で帰ってくるのに
今週は木曜だった事


毎日運転してた車の
バッテリーが切れて


迎えに行く前にバッテリー交換
ガソリンもちゃんと入れてあった事


本当は電車で行くのに
車で東京ビックサイトに行った事


みんなみんなついていた主人…


もし金曜に帰るはずだったら
飛行機なんか着陸出来ないし


こっちに帰る事も出来なくて
メールも電話も繋がらなくて
ヤキモキしていただろう…


でも今は私達が主人と
連絡がとれないでいる…


心配するという事が
こんなに辛いなんて思わなかった…焏


でも長女の携帯に主人から
着信のお知らせがあった


夕方17時過ぎ…


生きてる証拠だ…
待つしかない



長女の彼はまだ家族と
連絡が取れてなくて
とりあえず帰ったけど


長女の携帯の充電が切れてしまい
帰り着いたかどうかも
途中から分からなくなった


長女は彼も主人も心配で
ソワソワしていた…


電気がこんなに大切だって事が
身に染みて体験出来た瞬間だった


ろうそくを出し
まるでクリスマスの夜みたいだった…


お腹を空かせて
待っていた子供達に
即席で卵粥を作った…


ガスも水も駄目だと思っていたから
卓上コンロで料理を作るつもりでいた…


でも大丈夫で本当に安心した


とりあえず持っていたチョコを食べたら
次女は待ち疲れたのか
すやすやと眠ってしまった…


卵粥は長女と二人で食べた…


今頃主人は、車の中で
お腹を空かせながら
混んでる車の渋滞に
イライラしているだろう


他は一体どうなってるんだろう


テレビもつかないし
ラジオも電池がないから
聞く事は出来ない


そうだビックリマーク


ウォークマンのラジオがある音符


FMで今の状況を聞いた…


時間は8時半を過ぎていた


長女は次女みたいには
眠れないらしい


彼が心配で仕方ないみたい


「僕は男なので大丈夫です溿」


そう言って彼は家に帰った…


「大丈夫だよキラキラ男だもん
お父さんも男だから
大丈夫だよね溿」


そう思って待つしかなかった…




ガチャガチャ…



玄関が開く音…


帰ってきた煜
良かった…無事だった炅


「レインボーブリッジが
揺れたよあせる


聞けば聞くほど驚く話しばかり…


思わず抱き着いた
やっぱり安心するな溿


東京方面は歩いて帰る人達で
歩道はいつもはない光景だったらしい


「卵粥食べる!?


「え~っあせる
坦々麺食べたいなラーメン


「だってお店やってないでしょ」


橋の向こう側は電気が点いていて
お店もちゃんとやっていた


次女を起こして
みんなで坦々麺を食べ行った…


車の中のテレビには
信じられない映像…


死者、行方不明者の数は
さっきFMで聞いていた数より
かなり増えていた…



お店には沢山の人が食べに来ていた


いつもいるアルバイトの女の子は
来れないらしくて
厨房のおじさん3人で
お店をやっていた


どんどん来るお客さんの
対応に追われて
大変そうだったおじさん達


こんな時まで大変だな


家族と一緒にいたいだろうな…


色々考えながら
家族みんなが揃って
こうしていられる有り難みを
心から感じた瞬間だった




お腹も一杯になって
家に戻る時にタバコを買う為に
コンビニを探した


橋を越えると横浜だけど
今行ってきたお店も横浜なのに


日吉方面はまだ停電で真っ暗…


我が家の方は電気が復旧したらしく
電気が点いていた


どうやらお風呂に入れそうだ


ブレーカーを落としてなかったから
我が家は電気が全部点いていた


金魚達も久しぶりの明かりに
嬉しそうに泳いでいた…


電気のつけっぱなしを
よくする長女は


「電気大事だね溿
気を付けよう…」


と反省…


妹の住んでいる栃木県は
今もまだ停電している


私達は私達で出来る限りの
節電をしよう…


水も最低限しか使わない


なるべく早く寝る…




みんなまた来るかもしれない
第二の地震や停電の為に
買い貯めをしに行き


お店も品切れの物が沢山あせる


トイレットペーパー
牛乳 卵 お米…


みんな無かった…


私達はまだいい…


もっと大変な人達が
山ほどいてみんな苦しんでいる炅


いつもある当たり前の物が
明日にはまた無いかもしれない…


映画みたいな
信じられない映像が
ずっとテレビで流れているテレビ


今のこの時間を大切にしよう


神様…

もうこれ以上
被災者を増やさないで下さい猤


主人がいてくれた4日間も
あっと言う間に過ぎ


新横浜駅まで送って行き
大阪に戻って行った…


私達も一緒に行ってしまいたい…


何度もそう思った


私達を残して大阪に
戻らなければいけない主人は


心配炅と言いながら
帰って行ったけど
仕事があるから仕方ない…


私も心細くて何度も泣いてしまった…焏


でももっと大変な人達がいる…


出来る限りの節約をする事を
心掛けよう…


今出来る事をするしかない…