最近中学時代の同級生に誘われて、グループLINEに参加している。


そのやり取りを見ていて、みんな大人だなぁって、思うんだ。


例えば、誰かの案に反対しても、それを意見する方もされる方も、角を立たせること無くすんなりとやり取りする。

同級生ならではってとこもあるかもだけれど、ホントみんなすごい大人な対応をしていて、勉強になる。




十数年前、同級会があったとき、私は顕正会で活動していて、折伏対象者探しを目的として参加したんだ。


ホント、目的はそれだけって感じで、嫌なヤツだったと反省しているのだが、


実際のところ、10人の同級生と担任の先生を勧誘した。




みんな私なんかより遥かに大人だから、あからさまな態度は無かったけれど、


それでもそのとき勧誘してしまった同級生からは、一線引かれたと思う。



ま、それはそれとして。






実は私は、中学生、高校生時代の記憶があまり無い。



家庭内でのゴタゴタを外に漏らすまいと、精一杯の見栄を張って取り繕っていた、そんな思い出でいっぱいなんだ。


例えば、汚れた髪をしていると風呂に入ってないことがバレるから、冬場も外の水道水で洗髪したり、

汚れたシャツを洗濯することすら難しかったときには、親の財布からお札を抜き取り隣町まで買いに行ったり、



家に居場所が無い休日には、冬場はよく暖を求めて一人散歩をしたりと、そんなことが思い出で、



だから級友と思い出を語るような出来事をほとんど覚えていない。







子どもとはそういうもの。


世間から親が悪く言われないように、カラダを張って取り繕う。





それでもね、やっぱり今の私があるのは、両親のおかげなんだ。


そして、あの時代をなんとか生きて来た私は紛れもなくサバイバーなんだと自負することにする(笑)。





私は今、毎日ではないけれど、過去に苦しんだであろう養母と自分のために唱題している。