毎年のごとく
年末は書類の整理
そんな中
見つけた~
なんか疲れが飛んじゃった
ヤル気が出ちゃいます
素敵な方たちに出逢う
チャンスをもらえ
素敵な旅に行かせてもらえました
書ききれないほどの
ワクワク
毎日が宝物箱をあけるようでした
そう
イタリアに
歌いに行かせてもらったときのこと
滞在の残り数日を
二人で過ごしました
イタリアでは
英語の通じない方がいるのは
行ってみて
初めて知りました
遺跡を見たり
トラムに乗り
知人に逢ったりして
最後の観光
いい旅だったね
なんてつかのま
白杖がないってひらり
座っててなくなるわけないじゃん
って見たら本当にない
まさかの
ひらりの足下に穴が
顔をつけて覗いてみたら
たしかに白杖が見えて
慌てて建物の受付の方に
言いに行ったら
警察に言えと言われ
見つけた警察に言ったら
やっぱり
英語はわからないと
大事なものだと言っても
とれないなって
足下の石をあげようとしても
首をふられ
諦めながらも
お願いしていた私たち
どうしても
白杖がないと困るって
そしたら
一人の警官が
車から何かを持ってきてくれた
白い何かを
ぐるぐる巻かれた針金でした
それをまっすぐにし
先をフックのようにして
穴に入れて
数分後…
すごいよっ
奇跡だよ
ひらりやったよ
警官が
白杖をひきあげてくれたんです
私たちは両手をあげ
ジャンプして
警官と抱きつき喜びました
言葉も通じない国で
二人での旅
楽しいこと不安なこと
感謝と感激
いろんな経験を
この写真見ると思います
やっぱり私たちは恵まれてる
いろんなことがあるけど
毎日、ありがとうって
本当に恵まれてる
忘れちゃいけないなっ
まるでドラマのような時間
警察官に囲まれ
まるで不審者のように人に見られ
人だかりができ
白杖が出てきたときには
歓声が…
夕陽で赤く染まった空
今も忘れられないなっ
イイ思い出
まさか話しかけれた男性が
前日の教会で歌わせてくれるために
動いてくれた方の知人で
新聞社の方だなんて
行きは忘れ物をして
トルコとイタリアに連絡するのに
バタバタしたり
帰りはトルコの空港で
泥棒にあったり
でもみんなイイ思い出
また行きたいなか