熱い汗や冷や汗をかいた
この夏も、
そのうちに遠い話になっても
心から消えない事もありますね。
店を営業していると色々な人が入ってきます。
特に一人の時に限って
ドキっとする出来事があります。
仕事場でジャーニーを聴いていたあの時に・・・。
東京、秋葉原での惨事があった直後でした。
ひと組のカップルの連れのように
うちの店に入って来た初老の男性がいました。
私の右側にはカップル。
左側には無言でズボンのポケットに手をつっ込んだままの
作業服姿のその男性。
途中で『ビルのメンテナンス関係の人かな。』と思い
「何か御用ですか?少しお待ちいただけますか?」と声をかけて
カップルを接客していました。
なんとなく不気味な感じ。
小声でオジサンがいいました。
「時代は繰り返すんだよ!」
カップルの少年が商品を見て何かを言った瞬間
オジサンが少年に向かって怒鳴りました。
「お前の目玉を繰りぬけばイイんだよッ!!!」
ゾッとしました。
お客さんを先に帰さなければ逃げる訳にはいかず・・・。
カップルは
「また、来ますね。」と言葉を残し出て行きました。
後ろは行き止まり。
『ワタシも逃げなくっちゃ。』
そのオジサンをひとり店に残して
近所の店に逃げました。
しばらく一人で店内に
立ち尽くしていたオジサンは
「ネェチャン、悪かったな!
おれ、競馬でスッちゃって酔っパラっちゃってヨ~。」
「オジサン!!!勘弁してよッ!!」
完全に営業妨害!
悲惨な事件の直後に
そういう悪ふざけを平然とするいい歳した大人が
腹立たしく、情けなかったです。
もっと、もっと恐怖の中で命を奪われた方がたや
今でも悲しみの中の御家族が
大勢いらっしゃるのに。。。
事件の直後だったために書けませんでした。
あんな事こんな事のあった我店のひとつのお話でした。