無期雇用派遣に関する調査結果

こんにちは。
兵庫県川西市でイケダ社労士オフィスの代表をしております社会保険労務士の池田洋平です。
 
無期雇用派遣（常用型派遣）とは、派遣会社と期間の定めのない雇用契約を結ぶ働き方です。期間の定めがある雇用契約を派遣会社と結ぶ一般派遣（登録型派遣）は、派遣先での就業期間が終了すると雇用契約も終了するのに対し、無期雇用派遣の場合は、派遣先での就業期間が終了しても、派遣会社との雇用契約は継続されます。

また、一派派遣では1人の方が派遣先の同一組織で働ける期間は最長3年ですが、無期雇用派遣の場合は派遣先企業が契約を継続する限り、何年でも同じ組織で働くことが可能となります。

エン・ジャパンが実施したアンケートによれば、「無期雇用派遣を知っていますか？」と伺うと「名称も意味も知っている」と回答した方は39％で、2023年に実施した同調査より16ポイント増加しました。また「名称も意味も知らない」と回答した方は、2023年は49％でしたが、2024年は29％で20ポイントの減少となりました。

無期雇用派遣のメリットを挙げ、魅力に感じる点を伺うと、トップは「雇用期間に終わりがなく安定して働きやすい」「3年を超えても同じ職場で同じ業務が続けられる」64％でした。またデメリットのトップは、「職場・仕事内容を選びにくい」が52％でした。


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