中期中絶を経験した体験談になります。

悲しい内容になりますので

閲覧は自己責任でお願いします。


最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。





2024419



退院の翌日に斎場に

自分で電話をして

火葬の予約を取りました。



実は、事前に葬儀屋さんを手配しておけば

役所への死産届の手配、

葬場への予約なども

やってもらえるのですが



結構な金額がかかるかつ

住んでいる地域の葬場であれば

火葬のお値段がそんなにかからないので



葬儀屋さんには頼まず

自分たちで全て手配しました。



また死産児の場合、

まだ火力の強くない朝イチであれば

お骨が残る可能性がある

ということをネットで知ったので



朝イチ、9:00で予約を取りました。



火葬の当日、出発する前には

前日に買ってあったお花を

棺の中に入れました。



火葬場に着くと

葬場の方が優しく迎えてくださり

受付で支払いをして

棺と骨壷を預けました。



朝イチだと

確かにお骨が残る可能性があるようですが、



葬場の方には、

赤ちゃんのお骨はとてももろいので

残らないこともある。その点は了承してほしいと

言われたのであまり期待はしないようにしました。



そのまま火葬場まで案内され

棺を開けてもらい、お焼香をし、

最後に赤ちゃんの顔をじっくり見て

お別れを言うことができました。



夫と2人で行ったのですが、

夫も私も赤ちゃんの姿を見たら



もう会えないんだなと実感が湧いてきて

涙が止まりませんでした。



今までも祖父や友達など

大切なひとを見送ったことがあり

その時もとても悲しかったのですが、



自分の子供を見送るというのは

また違った辛さがありますね。



赤ちゃんの火葬場は

別のところにあるということで

挨拶が済んだら、、職員さんが

棺を持っていかれる姿を見送りました。



そして、火葬が終わるまで

待合場所にいましたが



やっぱり何度も

本当にこれでよかったのだろうか

と今更ながら自問自答してしまいました。



その後40分ほどしたら

職員さんが

骨壷を持ってきてくださり



「綺麗なお骨がたくさん残りました」



と嬉しそうに骨壷を開いて見せてくれました。



骨壷の中には

小さくて、でも

丈夫そうな白いお骨が多く入っていて



私たちのために

こんなに残してくれたんだな

なんて親思いのいい子なのだろうと

感じました。



この子が生きていた証が

残ってとても嬉しかったです。



帰りの道中で

夫とコメダに寄り

骨壷を隣に置いて

3人で初めての、

そして最後の朝食を食べました。



この子と過ごした時間は

短かったけど

少しでも思い出を残したかった

親のエゴです。



帰宅してからは

骨壷と残っていた折り紙を飾り



今は毎朝挨拶をして

手を合わせています。



これでNTを指摘されてから

中期中絶、お腹の子を見送るまで記録は

おしまいです。



次回、この経験をして

私が感じたことを書いて

終わりにしたいと思っています。




>>中期中絶を経験して思うこと