中期中絶を経験した体験談になります。
悲しい内容になりますので
閲覧は自己責任でお願いします。
最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。
2024年4月17日(14週3日目)続き
出産した後は
夫婦ともに
子供に会いたいと
助産師さんに伝えていたので
事前に渡していた
棺の中に綺麗に赤ちゃんを
入れて連れてきてくれました。
まだまだ小さくて
でも目や耳、手足、
指の爪まできちんと
できていた赤ちゃん
一目見て
「かわいい」と
無意識に声が漏れました。
綺麗に出してくれた
先生と助産師さんに感謝の気持ちで
いっぱいになったとともに
1人の人間としての存在に
申し訳なさと
感謝とやりきれなさと
ぐちゃぐちゃの気持ちになり
涙が止まりませんでした。
さっきまで生きていたのに。
本当にごめんなさい。
こんな可愛い子が
お腹の中にいてくれたことが
なんだか信じられず
でも、
この子と一緒の生活が
終わってしまったんだなと
感じました。
助産師さんが
赤ちゃん用の
お洋服を準備してくださっていたので
着せてあげることもできました。
準備した手紙や折り紙を
棺の中に入れて
寂しくないようにもできました。
夫も私も棺越しではありますが
自分の子供を抱っこすることもできました。
3人での写真も撮ることができました。
この子にとって
私たちがしてあげられる
最大限のことができたと思っています。
その後は助産師さんが赤ちゃんを
預かってくださり
死産届を確認し、
夫は役所へ。
私は色々な管を外して
車椅子に乗って
病室まで連れて行ってもらいました。
麻酔のせいで
気持ち悪さを感じたり
ふらつくとのことで
数時間はベッドで寝て
大丈夫になったら
退院しても良いと許可をもらいました。
夫が役所で手続きをしたついでに
軽食を買ってきてくれたので
それをベッドで食べて
(18時間ぶりのご飯で美味しかった)
ベッドで2時間ほど休んで
赤ちゃんを連れて
タクシーで帰宅しました。
ちなみに赤ちゃんのために
保冷剤と保冷バッグを
夫に持ってきてもらっていたので
助産師さんがそれに入れてくれて
腕に抱えて連れて帰ることができました。
正直帰る前はまだ
気持ち悪さが残っていたのですが、
どうしても退院したかったので
無理してタクシーに乗って帰りました。
タクシーから降りても
気持ち悪さが半端なかったので
家に着くなりベッドに直行して
横になりました。
麻酔の副作用、半端ないですね。。
寝ながらお腹を触り
その日の夜はずっと
やりきれない気持ちを感じていました。
これで入院2日目と退院の日は終わりです。
>>葬儀場の手配と火葬の日