中期中絶を経験した体験談になります。
悲しい内容になりますので
閲覧は自己責任でお願いします。
最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。
2024年4月17日(14週3日目)
とうとうお腹の子と
お別れをしなくては
いけない日が来ました。
朝方まで
お腹の子に謝罪と感謝を伝え、
この現実が変わる方法はないのかと
無駄だと思っていても何度も考えてしまいました。
なんとか1時間くらいは寝られて
5:00頃に起きて
洗顔や歯磨きなど身支度を整えました。
0:00-は絶食、6:00-は絶飲を
指示されていたので
起きてからたくさん水を飲んでおきました。
5:30過ぎに助産師(看護師?)さんが来て、
熱と血圧を計測。
問題ない、とのことで
処置室へ連れて行かれました。
子供が生まれるまで、今日は1日
処置室で過ごすことになるとのことだったので
スマホなども持参することができました。
少ししたら先生が来て
前日に入れたラミナリアをとりだされました。
「うーん…子宮口1cmしか開いてないね。」
と言われあんなに痛い思いをしたのに
少ししか開いてないことに残念な気持ちに…
基本的には1日で終わるのですが、
人によってはなかなか赤ちゃんが出て来ず
翌日まで伸びる人もいるらしく
私は、
・夫がこの日しか付き添えない
・もう1泊したら個室代がまたかかる
・個室でまた1人辛い夜を過ごしたくない
と思っていたので
どうしても今日終わらせたかったのが
正直な気持ちでした。
また、中期中絶をした場合は
死産届というものを役所に提出し、
火葬許可証をもらうことが義務付けられています。
私の場合、病院の近くの役所が閉まる17:00までに
死産届が用意できないと
翌日まで病院滞在することになっていたため
今日中に退院するには
16:00頃までが出産のタイムリミットでした。
無痛分娩希望だったので、
ラミナリアを出した後は、
麻酔の処置をしてもらいました。
これが本当に痛くて
私は入院期間これが1番辛かったです。
(人それぞれだとは思います。)
背骨のあたりに針を刺して
麻酔を入れるのですが、
針が刺さる時の
ピキーーンとした痛みが
しんどすぎました。。
しかもその後、
私の場合は
体の震えが止まらず
このまま死ぬんじゃないかとまで
思ってしまいました。。
(ただの副作用のようです。)
陣痛促進剤を入れてもらい
血圧を測る機械と
お腹の張りを測る器具をお腹に取り付け
抗生剤の点滴を入れてもらい
先生と助産師(看護師?)さんは
部屋を退出
1人で震えながら待つこの時間が
とても不安でした。
その後すぐ、7:00に夫が来てくれて
付き添ってくれたので
だいぶ気持ちが楽になりました。
最初の処置以降は助産師(看護師?)さんが
お腹の張りをチェックしたり
熱を測りに来てくれたり
定期的に様子を見にきてくれました。
時間が経つと、体の震えはだんだんと
おさまってきたのですが
寒気が半端なくてずっと布団をかぶっていました。
熱が測るたびに、
37度代→38度代→最高39.2まであがり
この日1日は、
痛さより熱によるだるさの方が強かったです。
(血圧は問題ないので、
陣痛促進剤や麻酔の影響のようでした。)
その後、9時、12時と陣痛促進剤を入れても
ちっとも生まれる気配がなく、
夫と今日は無理なのかもね、
と話していたのですが
15時前に破水のようなものを感じ
ナースコール
助産師(看護師?)さんがきてくれて
確認したところ
足が出てきてる、とのことでした。
その後、陣痛促進剤を入れもらい
少ししたらさらに破水し、
バタバタと先生や助産師さんたちが準備をしてくれて
あっという間に出産。
麻酔のおかげで
全く痛くはなく
少し違和感があるくらいで終わりました。
正直「生まれたっ!」
という感覚もあまりありませんでした。
その後は先生が胎盤の処理をしてくれて無事終了。
2024年4月17日 15:32
体重65g、身長14cm の
小さな小さな赤ちゃんを出産しました。
>>②入院2日目