中期中絶を経験した体験談になります。

悲しい内容になりますので

閲覧は自己責任でお願いします。


最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。





2024416日(142日目)



夫に付き添ってもらいつつ

10:00に病院の受付へ。



2階と3階が病室だったのですが、

3階の角部屋へ案内されました。



2階は赤ちゃんを預ける場所があるので

病院側が気を遣って

3階の部屋にしてくれたのだと思います。



3階は私しか入院している人がいなかったようで

他の妊婦さんに会うこともなく

精神的にとてもありがたかったです。



個室に着いたらすぐに

助産師さん(看護師さん?)から

病室やこれからの予定の説明を受けました。



ネットで調べていて覚悟はしていましたが、

入院初日は翌日に

赤ちゃんが出てきやすくするために

子宮口を広げる処置をするとのこと。



お昼前と夕方に

ラミナリアという棒を数本入れると言われ



「絶対痛いじゃん

と鬱々としました。



説明が終わるとゆっくりする間もなく

病院で用意された

下着と入院着に着替えて

処置室へ移動となりました。



いやーほんと痛かったです。。



ラミナリアを数本入れるので

1回の痛みで終わらず

数回痛い思いをするのが

しんどかった。



コツとしては

息を止めてると入りにくいので

息を吐いてなるべくリラックスすると

痛みがマシになります。



6本(だったはず)入れて

1回目の処置は終了。



その後は個室に戻って

抗生剤の点滴をして、

すぐにお昼ご飯が出てきました。






お昼ご飯は美味しかったのですが、

朝ごはんをたくさん食べていたのと

緊張であまり食べられず。



その後は少し仕事をしたり

スマホを見たり、うとうとしたり

なるべくのんびりしていたら

だんだんと痛みにも慣れてきました。



ただ、おそらくラミナリアが刺激してなのか?

やけにトイレに行きたくなって

トイレには何度も行きました。



ちなみに、

私は食べ物は持ち込まなかったのですが、

入院初日は特に食事制限があるわけではないので



少しでも気分を上げるために

お菓子などを持参しても良かったかもしれません。



17時になり2回目の処置のために

助産師さん(看護師さん?)に

処置室に連れて行ってもらいました。



2回目は少し慣れたとはいえ、

元々入っていたラミナリアを全て出す、

そしてまた1本ずつ入れる



という処置でやはりしんどかったです。



処置中は、

先生の「もう1本入れよう」の言葉に

まだ終わりじゃないの〜とつい笑ってしまい

結局11本も入れられました。



助産師さん(看護師さん)に

「よく頑張ったね!

明日のためになるべく

広げられた方がいいからね!」

と優しく言われたり、



入院中はたくさん励ましていただき

今回助産師さん(看護師さん)の

励まし力の高さに感動しきりでした。



その後は病室に戻り1回目と同じように

抗生剤の点滴を入れてもらい

ベッドに横になっていました。



18:00に夕飯が来て

環境に慣れてきたからか

お腹が空いていたので完食しました。






辛くてもお腹は空きますね。



その後は

普段は全く見ないテレビをつけて

ベッドに横になりながら

スマホやテレビをぼんやりと見ていました。






無音で1人という空間が

精神的に辛くて、

少しでも和らげたくて



テレビで音を出したり、

スマホで楽しい動画を見たりして

気を紛らわしていたのですが、



ふとした瞬間に

ああ、明日お別れなんだな

と思い出してしまい



涙が溢れてしまうこともありました。



その後も助産師さん(看護師さん)が

着てくださり

抗生剤の点滴を入れたり、

熱や血圧を測ったり、

心配して見にきてくれたりと



手厚い看護に感謝の気持ちでいっぱいになりました。



翌日は5:30に助産師さん(看護師さん)がきて

熱や血圧の計測、

6:00〜手術の予定だったので



早くに寝たかったのですが、

お腹の子のことをどうしても考えてしまい

なかなか寝付くことができませんでした。



この日はきっと人生において

1番寂しく悲しい夜だったと

思います。



>>入院2日目