中期中絶を経験した体験談になります。

悲しい内容になりますので

閲覧は自己責任でお願いします。


最近多くの方に見ていただくようになりました。ありがとうございます。





2024410日(133日目)


事前に、FMC東京クリニックからK病院に

紹介状を送れる旨を連絡いただいたので


この日にK病院の初診を予約していました。


FMC東京クリニックからの紹介と伝えると

スムーズに予約を取ることができました。


42日のNT発覚後、

クリニックに行く以外は

全く外出していなかったので


この日は久しぶりの外出。


外に出ると

自分が1番不幸な気がして

苦しくなったのと同時に


周りの人たちだって

人に言ってないだけで

たくさん大変な思いをしているのかもしれない


と気づきました。


きっと私だけじゃない。




病院に到着すると

妊婦さんや新生児、

新生児のお世話に奮闘する夫婦がいて


受診を待つ間、

涙が溢れそうになりました。


見ないようにしようと俯きながら

自分のカバンについた

マタニティマークを見て

これをもらえた時の嬉しさを思い出して

なんだか虚しくなりました。




名前を呼ばれて診察室に行くと

そこには優しそうな女医さんが。


まずはエコーを、ということで

お腹の子の様子を見ることができました。


動いている様子を見ると

やっぱり可愛くて可愛くて


この子とお別れしなくてはいけないと考えると

どうしても涙を流すことが我慢できませんでした。



自分で中絶を選んだのに。


罪悪感と悲しさでたまりませんでした。



その後先生とのお話の時に


先生も看護師さんも

「辛かったね。」

とティッシュをくれながら

優しい言葉をかけてくれ


こんな私に優しくしてくれるなんて。

ありがたすぎると思いました。


てっきり冷たい態度をされると

思っていたのに


自分勝手ですが、先生や看護師さん、

助産師さんの態度にとても救われました。



その後は先生から手術についての細かい説明。


・基本的には12日の入院になる点

(人によっては赤ちゃんがなかなか出てこなくて2泊になる人もいる)

・初日に子宮口を広げる処置、翌日に手術の予定

・処置の都合で個室になる点、その日に空いている個室が割り当てられる点

・無痛分娩のやり方とリスクについて

・おおよその予算(70-80万(無痛分娩10-15万ほど含む))


きちんと説明をしてくださったので

とても安心することができました。



その後、手術の日を調整して4/16入院、4/17手術で決定。


夫も立ち会えるとのことで嬉しかったです。



診察の後は助産師さんから中絶の時の流れについて細かく説明もしてもらい、

病院の方針で、手術の際はきちんと体のチェックを事前にするとのことで

レントゲン、血液検査、尿検査、お腹のエコーまでしました。




助産師さんから説明があったのは


・中期中絶の場合、死産届を役所に提出し、火葬許可証をもらう必要があること

・葬儀屋さんに頼むと役所に提出、火葬場の手配までしてくれること

・葬儀屋さんに頼まない場合は、病院から死産届を出したら自分(か夫)が病院のある区の役所に提出する必要があること

・子供が生まれた時にどうしたいか(対面したいか、したくないかなど)も考えてくて欲しいこと

・子供を入れる棺は病院でも準備できるが、個人で持ってきてもらうこともできること

・棺に入れる手紙など、もしあれば準備してきても良いこと


でした。



自分の子供が生まれるのに同時に、

弔う用意もしなくてはいけないという現実に

苦しくて仕方がなかったですが、


助産師さんは本当に細かく説明をしてくださり、

私の気持ちにも寄り添ってくださり感謝しかないです。



もし、中期中絶を考えている方は


・自分で届けを出すのか、火葬場は手配するのか

・棺、手紙などの手配/準備


を事前に考えておけるといいと思います。




そして、受診代16,000円(高い)を払い病院を後にしました。



そのまま帰っても良かったのですが、

久しぶりにお腹が空いたので

駅前のパン屋さんで外を眺めながらパンを食べました。


食べながら、


雰囲気も働いている方たちも素敵な病院で

できることなら普通に出産の時にお世話になってみたかったな



と考えたり



おばあちゃんとおじいちゃんと孫が

楽しそうにお話ししながら

パンを食べる様子を見て


私も親にこんな経験をさせてあげたかったな


と悲しい気持ちになったりしました。



でも、きっとこの経験は私にとって大きな意味があることで

ここから何かを学びなさいという神様からのメッセージな気がしました。


また、お腹の子も私に何かを伝えようとしている

そんな気持ちになってきました。


NT発覚から


「どうして私がこんな目に。

世界で1番不幸なのは私だ。」


くらいのマイナス思考でしたが


人と話し、外に出ることで

少し前向きになれた気がしました。


>>棺や骨壷などの準備