受付に戻り、再び開廷表に目をやると、ストーカー事件があった。
 
 
その法廷に行き、例の覗き窓から中を見ると、結構人がいた。
 
 
なんか高校生で私服の僕が入ると浮いてしまいそうな空気だ。
 
意を決して中にはいるとすぐに目に被告人の顔が飛び込んだ。
 
被告人の名前は藤原とでもしておきましょう。
 
 
初めて見るストーカー犯。
思っていたよりも見た目は好青年だったのが意外だった。
 
 
ただ顔色が尋常じゃないくらい悪い。
 
なんか灰色っぽかった。
 
中では写真撮影はできないので絵を描きました。
 
 
 
『18歳の俺が裁判を傍聴したいからする。』-201102221959000.jpg
 
 
こんな感じ。
 
 
んで証人として被害者が証言台に立った。
 
名前は紀香とでもしておきましょう。
 
 
これについても絵を描きました。
 
 
 
『18歳の俺が裁判を傍聴したいからする。』-201102221959001.jpg
 
 
こんな感じ。
 
絵が下手だからわかんないと思うけど清楚で可愛らしい感じだ。
 
 
 
事件の始まりは今年の7月ごろ。
 
 
藤原と紀香は共に職業訓練学校に通う学生。
 
 
紀香は、友達との恋ばなの中で「クラスの中だったら藤原君がかっこいいわ」
なんて言っていて、それから紀香は藤原に話掛けた。これが7月始め。
 
 
それから少し仲良くなるまでは良かったのだが、今度は藤原の方からアプローチをかけだす。
 
といっても藤原の方は付き合っていると勘違いしていたわけだが。
 
 
そしてその藤原の行為がエスカレートする。気持ち悪いと紀香は思いだした。しつこい。私から身を引いてくれない。
 
…と紀香は苦しんでいた。
 
 
ん~まあ、よっぽど藤原がしつこかったんだろうなあ。勘違いしてたわけだし。
 
 
検察が紀香に質問する。
 
 
「あなたは、被告人と付き合っていたんですか?」
 
 
(紀)「いいえ。付き合っていた記憶はございません。」
 
 
文章じゃ分からないと思うけど紀香はわりとどっしりと構えていて藤原を懲らしめてやろうという気迫が伝わってくるのである。見た目と違って頼もしい。
 
 
(検)「証人(紀香)は具体的に被告人からどういうことをされたんですか?」
 
 
(紀)「やめてと言ってもしつこくメールをしてきて家にも来ました。メールには『君のことをずっと見ているから授業に集中できないじゃないか』とありました。」
 
 
 
おぉ長音記号1長音記号1長音記号1長音記号1
 
 
これはさすがにキモい。
 
 
このことを紀香は友達に相談。そして藤原の本性が学校で噂になり藤原は学校をやめた。
 
 
それでもメールは続いた。
 
 
(紀)「『俺のところに戻ってこい!俺みたいな男は2度と君の前に現れない!』ともありました。」
 
 
 
(検)「それに対してあなたはなんと返信しましたか?」
 
 
(紀)「『なにうぬぼれてるんですか?それに元々あなたのところにいた覚えはありません。それにあなたの様な男が私の前に現れないんだったら嬉しいです。あなたに関わりたくありません。気持ち悪い。生理的に受け付けない。』と返信しました。」
 
 
 
素晴らしい右ストレート。ついでにボディーブローの威力までをもこの言葉は藤原の心にダメージを与えたに違いない。
 
 
このメールのあと、紀香は藤原のことを警察に相談。
 
しかし藤原は引き下がらない。それどころか
 
この続きは②でみてね
 
 
 
裁判いってきました。


んじゃ書きます

10:30位に裁判所についた
んで入口受付の開廷表を見て真っ先に目に入ったのは、児童売春・ポルノ。


聞いた話じゃあ民事より刑事のほうが面白いってことだったので、さっそくいいのが見つかったと思った。

初めての傍聴にしては刺激が強いかな?とか思いながらも、一発目に飛ばして波に乗ろうと思い、法廷に向かった。

法廷の入口は、裁判関係者用入口と、傍聴人用入口の二つがあって入口には小さな覗き窓があり、中の様子がうかがえた。恐る恐る中を見てみると、まだ裁判は始まっていないのであまり人はいなかった。中にはいり開廷を待っていると、開廷時刻の11:30になると裁判官がはいってきて皆が一斉にたった。僕も慌てて立ち、皆と一緒に慣れない礼をした。
そして開廷。

ところが被告人が法廷に入ってこない

「あれ……被告人いないのに始まっちゃうの?」とか思ってたら裁判長が喋りだした。


「え~検察官、何かありますか?……はい。え~では弁護人、……………はい。では以上で閉廷。」


え!?

終わり?

そう思っているうちに僕だけが法廷に取り残された。
僕の勝手な考えだけど、たぶん検察が訴訟を棄却したんだと思う。検察官もそんなことを裁判長に言っていた気がする。


ビギナーズラックはなかった。

初めての裁判は悲しく終わった。

でもまだ時間はたっぷりある。そしてまた受付の開廷表を見に戻った。
今、18歳です。
 
高3です。
 
大学には合格しました。全然名前なんか知られてない大学だけど
 
 
今は学校には卒業式まで行かなくていいんで行ってません。
 
だから暇ビックリマーク
 
ビックリマークビックリマーク!!
 
そんでね、なんかどっか行きたいと、
 
でもどこにいこうかと。
 
 
それで裁判見に行こうと。
 
法学部に行くんで予習になるかなって
 
 
前から裁判には興味ありま
というのも、北尾トロの「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」を高1のときに読んだのがきっかけで。
 
あれ面白いね。へへ
 
 
まぁ、社会勉強だビックリマーク
 
何か得れるかもしれない。いや、得れるビックリマーク
 
というわけで
 
 
明日、裁判いってきます走る人
 
じゃあね。バイバイ