いよいよ、町の病院から大病院へ。


紹介状をもらい地域で一番大きな病院へ。


診察までだいぶん待たされ父親と母親は落ち着かない様子だった。


病院の診察室で紹介状を提出すると、だいたいの事は事前に聞いてますと先生からお言葉をいただき、この病気を治すには、大動脈瘤の切除手術をするか、ステントを入れる手術をするかしかないと説明を受けました。


年齢的にも、ステント手術をお勧めしますとの事。

と言う訳で、ステント手術とはどう言うものか?症例などなど当時いろいろ説明を受けました。


自分も2度手術の経験があるので、母親にはあらかじめ手術を受けるのは父親だから、「まずは手術を受ける??か受けない??かは父親に決めさせる」と伝えた。次に、受けるとするならば「切除手術を受ける??かステント手術を受けるのか??も父親に決めさせる」と伝えた…。なぜ、自分がそうしたかったのかは、先ほども書いたが自分は2度の手術一回目は、開腹手術。二回目は腹腔鏡手術を受けているから。手術を受けるまでの葛藤と手術後の復帰までの辛さ復帰後のいつまでも続く不安を苦い程知っているから…。

病室から先生の話を一通り聞き本人は、「負けずにがんばる!!」と顔を強張らせながら言っていた事を今でも覚えています。