精神科が見つかるまで、診察室をお借りして家族4人で半日以上過ごした記憶を今でも覚えている。母親は極度の疲労から体調が非常に悪く病院でずっと寝ていて、父親は先生から安定剤をもらったが飲まず挙げ句に『紙コップ』に入っていたお茶を床にぶちまけるし、当日入院するとなると『コロナの抗原検査』もあるしと本当に大変だったと記憶しています。そして、約1時間かけて病院へ。

病院に付き大まかな話は引き継がれていたが、『ケースワーカーさん』と『担当医師』に呼ばれ、改めて今までの様子をいろいろ説明し、本人と先生との顔合わせ。本人がなかなか車から降りず『措置入院』と言う形で車にいる本人に駐車場でいろいろ説明する事に、赤い紙が今でも印象的です。そして何人にも抱えられながら病院内また、病室へ向かう形になった。身内が精神科に入院する事は我々家族にとって初めての経験で、『ケースワーカー』さんをはじめ『担当医』『看護士』『介護士』からいろいろな説明を聞き父親は、『閉鎖病棟』に入院する事になった。その時、早くて1ヶ月以内長くても3ヶ月ぐらいで退院出来ると思いますよ。と担当医から聞かされました。