私はこの夏、実習を何としてでも成し遂げたい。
去年は散々だったから、今回こそは乗り切りたい。
乗り切ったら、やりたいことがある。
それは、安倍元総理の国葬に参列したい。
あれから、あっという間に10日が過ぎたが、
悔しさや悲しみは少しも変わらない。
失わなくてもいい命が、ああいう形で呆気なく奪われたことは、
医療を目指すものとして、悔しさでいっぱいだった。
生身の身体、2つに引き裂かれるような思いだった。
彼の命は、残念ながら助からなかったが、
私もいざという時に、誰かを救えるようになりたい。
どうか、私たちの中で生きていて欲しい。