驚いている悠をそのままに、私は話しを続けた。

拓也くんとは悠と付き合う前からメールはしてたんだ…
何となく付き合ってって言われてはいたけど遠まわしに断ってたの…

「だけどあの日、私が好きな人がいると言ったら、諦めるから最後に一度だけ会って欲しいって言われて…本当に一度でいいならって約束で会ったのがプリクラを撮った日だったの」

シャッター音が鳴ると同時に急に抱きしめられて頬にキスされてしまった…

そんなプリクラは持っていても仕方ない物だと思い、放置していたのがよくなかった。

悠は黙って聞いていたが、顔を上げてゆっくりと私の目を見つめて言った。

「本当にそれ以外は会ってない?関係は持ってない?」


私は悠を見つめ返して…
「会っていない。あなただけだもの」


見つめ合いがしばらく続いた…





「柚木…信じるよ、言ってくれてありがとう。柚木のお父さんを裏切る形だけど、これからも付き合って行こう。」

「うん。」
私は嬉しかった。
素直に嬉しく思った。


私達はまた秘密の関係を持つ事にしたのだ。




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