次はお笑いウルトラクイズです!! | yohei myblog(赤裸々ブログ)

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1989年1月2日から1996年4月6日にかけて日本テレビ系列で放送された特別番組で、ビートたけしの冠番組。2007年1月1日の20:30から、3時間の正月特番として11年ぶりに復活した。

概要
同局系の看板番組であった『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』をモチーフとしたお笑いタレント版クイズ番組としてスタート。芸人数十人を集め、熱海やスパリゾートハワイアンズなど東京近郊の温泉地に宿泊しながらロケを行い、クイズ(というより過酷なゲーム)で体力・知力を競い優勝者を決する番組である。

たけしは本番組の目的を「売れない芸人をテレビに出してやろう」としていた。たけし自身も本番組がかなり気に入っていたらしく、「週刊文春」の連載で(後に『場外乱闘』に収録)(『たけし・逸見の平成教育委員会』が予想外に好視聴率な一方で)「オイラの一番大好きな」本番組の視聴率が振るわないことを嘆いている。

放送回数を重ねるたびにクイズ番組の趣旨から大きく離れていき、プロレスラーとの対戦やスカイダイビング、爆破、カースタントといった過酷な企画に挑む芸人達のリアクション芸に重きが置かれるようになる。過去に実績を残した芸人数名が毎回ターゲットとなって勝ち残り、どうでもいい無茶な問題に答えるために、過酷なゲームにチャレンジさせられ、残った1人が「優勝セレモニー」(ウィニング・ラン)という名の罰ゲームに挑戦させられるという「様式美」が完成、視聴者を抱腹絶倒させ、楽しませた。

優勝者には賞金と、第6回から栄光の「唐草模様のジャケット」が贈られることになっているが、毎回、何らかの理由をつけて(無茶なゲームをさせて)、与えようとはしなかった。

また、「人間性クイズ」という、もはやクイズとは名ばかりのドッキリ企画も評判を呼んだ。さらには、芸人をもてあそぶだけだった司会のビートたけしがだまされてしまい、熱湯に浸かるなどのシチュエーションに陥る「下剋上」は、視聴者の溜飲を下げ、番組にある種の清涼感を与えるまでに至った。

第19回まではテロップは殆ど出さずに必要最低限に抑えていたが、第20回ではクイズ毎に説明テロップがずっと付いた状態で、聞こえる言葉にもテロップがたくさんつくことが多かった。

長らく復活を望むファンが数多くおり、2006年元日の『大笑点』では、事実上当番組をそのまま復活した企画が多数放送されていた。そして2006年、盛り上がりを見せていたお笑いブームと相まって、約11年振りに復活となった。収録は12月5、6日。放送時間は、2007年1月1日20:30~23:30のゴールデンタイム枠(前日の2006年12月31日11:40~13:45には一部地域を除いてPR番組を放送した)。たけしの出演はもちろん、民主党の細野豪志衆議院議員との不倫キス発覚以来ニュース番組を降板して以来テレビ等に出演していなかった山本モナが、オフィス北野の所属であることから、この番組で復帰した。

復活版はディテールに渡って過去のプロットを着実に踏襲しており、マニア層から支持を受けたものの、SMAP×SMAPを始めとした強力な裏番組の存在もあって視聴率は11.1%(関東地区)に留まった(ebetでの視聴率予想では10%を割ると予想する人が多かった)。2007年10月27日放送のフジテレビ系『たけしの日本教育白書』でテリー伊藤が「世界のたけしとか言われてちゃダメですよ!もっとお笑いウルトラクイズみたいなことやらないと!」と発言したのに対し、たけしは「こないだやったら視聴率悪かったもん」と嘆いている。

スタジオ収録部分にて、たけしによって第20回大会のTV放映未公開シーンを収録したDVDが発売されることが明らかにされた(詳しくは日本テレビの公式サイトを参照)

審査員 [編集]
本編の過激さからあまり語られることはないが、クイズツアー出場者(たけし曰く「観覧者」などの表現がされる)が、一堂にそろうスタジオ収録部分があり、女優審査員を集めて ロケVTRを見るというのが番組の基本的なスタンスである。とはいっても彼女達は別に何の審査もせず、単なるゲスト扱いでバカバカしいVTRの内容に呆れてコメントするのが定番。ごくたまに、クイズコーナー(例:“指パッチンは何回できるか?”、“たけしの「今のモノマネは誰でしょう?」”など)もあったが、このクイズで競うことはない。出演した審査員全員にはなぜか、お笑いタレントの優勝賞品よりも、豪華で金額のはる多数の賞品が贈られていた。

アメリカ横断ウルトラクイズとの関連
基本的にはクイズ番組とかけ離れているものの、演出面では、本家の『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』の要素を、一部分残している。
オープニング・テーマも本家と同じく『Theme From Star Trek(スタートレックのテーマ)』(トランペット奏者メイナード・ファーガソン)が使用されている。オープニングの背景については、本家がニューヨークの街並みを撮影したものに対して、『お笑いウルトラクイズ』は自由の女神をバックに撮影したものがほとんどである。なお、オープニングは、番組のオープニングとVTR本編のオープニングの二つがあり、本項で触れているのはVTR本編のオープニングである。しかし、第20回ではこのVTR本編オープニングは放送されず、オープニング・テーマ曲の最後の部分が流れただけであった。
ウイニングランのシーンなどでは、『Mardi Gras』(Grofé作曲の『Mississippi Suite』より)や『Huckleberry Finn』(同)のBGMが使用されている。コーナーの締めでは、本家で勝者がバンザイするBGMが使用されている。
早押し用機材(早押しハット並びに解答席の「?」マークは番組仕様のものに付け替えられている)、正解・不正解、問題に入る効果音も本家と同じ。ただし、早押しの効果音については、回によって本家と異なるものが使用されている。また、問題に入る効果音は1種類しか使われていない(本家は何種類かある)。
罰ゲームのBGMも1回だけ、本家と同じものが使用されたことがある。(このとき、罰ゲームを受けたのは上島竜兵)
本家と「お笑いウルトラクイズ」両番組に出演したのは、松本明子、永井美奈子、福澤朗、小倉淳の4人。
本家で使われた問題がお笑いウルトラでも使われたこともある。有名な問題として本家第7回最終問題の「現存する最も大きい両生類は何?」があり、お笑いウルトラ第10回の決勝戦でダンカンが「カルーセル麻紀」と解答。見事不正解してタワー屋上からのバンジーを披露しその回の優勝者となった。
主な司会者 [編集]
ビートたけし
そのまんま東 - 第2回-第4回、第17回-第19回
宝田明 - 第11回(『第1回宝田明のお笑いウルトラクイズ』のみ)
東野幸治 - 第20回
東野は番組中で、「そのまんま東さんの代理です。」と発言している。そのまんま東が出られなかった理由については当人の項を参照。
主なアシスタント
鈴木君枝 - 第1回(当時日本テレビアナウンサー)
大島智子 - 第2回-第4回
長野智子 - 第5回-第7回
永井美奈子 - 第8回、第9回、第12回-第19回(当時日本テレビアナウンサー)
森口博子 - 第2回-第3回
山口美江 - 第5回、第7回~第9回、第11回
野沢直子 - 第4回、第6回、第20回
大神いずみ - 第10回(当時日本テレビアナウンサー)
松本明子 - 第10回-第12回
東ちづる - 第9回-
飯星景子 - 第12回-第15回
久本雅美 - 第18回
山本モナ - 第20回
ナレーション [編集]
小倉淳 - 第1回、第2回、第8回、第10回-第20回(第19回まで、日本テレビアナウンサー)
岩尾良二 - 第3回
森功至 - 第4回
井上和彦 - 第5回、第7回、第9回
根岸雄一 - 第6回
※岩尾、森、井上、根岸の4氏が担当したのは、本来担当の小倉淳がイギリス・BBCに出向して、出演不能だったため、代役で起用されたものと思われる。

主な出演者
☆付きは第20回大会にも出演したもの、出演者はほとんど男性のタレントで固定され、女性アイドルはほとんど出演しない。
太字は優勝経験者。カッコ内の回数は優勝回。
あ行
あいざき進也
相沢千賀子
青空球児・好児
青田昇
秋山見学者
秋山仁
アゴ勇
浅草キッド
アジャコング
アニマル梯団
安部譲二
天地真理
井倉光一
飯島愛
石倉三郎
イジリー岡田
井手らっきょ(第6・12・19回)☆
稲川淳二
井上晴美
ウィリー・ウィリアムス
ウガンダ・トラ
内海好江
内村光良
梅垣義明
江頭2:50
蛭子能収
えべっさん
江森陽弘
近江俊郎
大泉滉
大川豊
大木凡人
大森うたえもん
大林雅美
おきゃんぴー
岡本夏生
小栗香織
オスマン・サンコン
織田無道
か行
加賀まりこ
香川伸行
角田信朗
景山民夫
ガタルカナル・タカ(第4回)☆
角川博
亀山忍
川合俊一
川上泰生
川島なお美
元祖ムキムキマン
神田利則
北野さき(たけしの母)
キャイーン☆※
キューティー鈴木
キラー・カーン
愚乱・浪花
グレート義太夫☆
黒木香
黒柳明(公明党参議院議員)
極楽とんぼ
小林孝至
小松政夫
コンタキンテ
コント竹田君
さ行
斉藤慶子
坂上忍
坂田利夫
坂本一生
桜樹ルイ
桜金造(第3回)
佐竹チョイナチョイナ
佐竹雅昭
佐藤忠志
佐藤正宏
三遊亭楽麻呂
C.C.ガールズ
シェイプUPガールズ
しのざき美知
嶋大輔
島崎俊郎
島田洋七
ジミー大西(第2回)
志茂田景樹
ジャガー
ジャガー横田
獣神サンダー・ライガー
ジョーダンズ
城みちる
笑福亭笑瓶
松鶴家千代若・千代菊
新藤恵美
鈴木末吉
ストロング金剛
スペル・デルフィン
Z-Beam
ゼンジー北京
せんだみつお
底ぬけAIR-LINE
SET隊
せーじ・けーすけ



た行
タージン
ダーティー大和
太平サブロー・シロー
高松英郎
宅八郎
ダチョウ倶楽部(第7・11・18回。ただし第7回と第18回は上島竜兵が単独優勝。)☆
立川談之助
谷隼人
ダンカン☆
丹古母鬼馬二
ちびっこギャング
チャーリー浜
つまみ枝豆☆
出川哲朗(第13回)☆
デンジャラス
テンション
渡嘉敷勝男
ドクター中松
戸塚宏(戸塚ヨットスクールの校長)
友野英俊
TEAM-0
電撃ネットワーク
な行
ナインティナイン
直江喜一
中條かな子
中田久美
中野浩一
中村有志(第9回)
夏野金魚
なべおさみ
なべやかん
にしきのあきら
ネプチューン
ノーカット星
は行
ハーレム野郎
バイソン木村
羽賀研二
バカルディ
間寛平
橋本真也
長谷川初範
バナナマン(第20回。日村勇紀のみ優勝)☆
林家ペー(第1回)☆
林家パー子☆
はらみつお
春一番
パワーウォリアー
ビートきよし
日景忠男
ビシバシステム
広川ひかる(第17回)
ピンクの電話
福澤朗
藤崎仁美
藤波辰巳
藤巻潤
舟木一夫
プリティ長嶋
プリンプリン
ぶるうたす
ブル中野
ベイダー
ホーク・ウォリアー
ポール牧
細川ふみえ
ポップコーン
ホンジャマカ
ま行
前田五郎
松尾伴内
松坂季実子
松崎しげる
松田洋治
松原桃太郎
松村邦洋(第9回)☆
松村雄基
松本伊代
見栄晴
Mr.オクレ
Mr.マリック
三ツ木清隆
南麻衣子
三原じゅん子
宮史郎
宮尾すすむ
宮沢りえ
宮脇康之
村上ショージ
村松利史
森村あすか
モンキーマジック
や行
柳ユーレイ
山川豊
山崎邦正
山田隆夫
結城哲也
よゐこ
吉田友紀
ヨネ原人
ら行
ラサール石井
ラッキィ池田
ラッシャー板前(第5・8回)
鈴々舎馬風
レツゴーじゅん
蓮舫
ロミ山田
わ行
若人あきら(現・我修院達也)
渡辺千尋
渡辺裕之



第20回大会から参加
ペナルティ
安田大サーカス
ザ・たっち
レギュラー
スピードワゴン
モンキッキー(アニマル悌団時代には出演していたが単独では初出演)
森三中
まちゃまちゃ
猫ひろし
内山信二
フットボールアワー
原口あきまさ
はなわ
TIM
ゆうたろう
神奈月
レイザーラモン
竹山隆範(第20回)
ボビー・オロゴン
アメリカザリガニ
波田陽区
ホリ
パッション屋良
三又忠久(ジョーダンズとして出演していたが単独では初出演、現・三又又三)
インリン・オブ・ジョイトイ
宮川大輔
無法松
お宮の松
〆さばアタル
ガンビーノ小林


スペシャルゲスト
真島茂樹
神田うの
林葉直子
江守徹
中尾彬
蝶野正洋
マーク・コールマン
ジャイアント・バーナード
スタジオ審査員
名取裕子
秋野暢子
牧瀬里穂
片瀬那奈
※ウド鈴木のみ、決勝戦での『天の声』形式で出演

主な人気企画
基本的に“クイズ”というのは建前に過ぎず、解答の正誤よりも芸人としてのリアクションが重視される。そのため優勝者は大抵目立った参加者や芸人として「おいしかった参加者」という傾向がある。本家『アメリカ横断ウルトラクイズ』の“クイズ”と“罰ゲーム”を最初から足していると思えばよいだろう。カースタントや火薬を使って爆破させる企画が多く、芸人達が体を張って挑戦した。ダチョウ倶楽部や出川哲朗、当時全国区の番組に出演経験が無かったナインティナインにとってはこの番組で出世したと言っても過言ではない。

○×クイズ
殆どの回の序盤で行われるクイズ。
クイズの開始前に人形を使った爆破のデモンストレーションが行われることがあり、人形は木っ端微塵に吹き飛ばされる(それを見た出場者は恐れおののく)。
初期は本家の『史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ』に倣って、○か×か正しいと思う方のパネルを突き破り、不正解だと粉まみれになったり、海に落下した。
その後、殆どの参加者が一斉に参加し、間違えると爆撃や海に沈められるといった形式に変化。
○×爆破クイズ
○か×か正しいと思う方のエリアに移動。
不正解のエリアは、戦車による砲撃やヘリコプターからの爆撃、ミサイル攻撃によって爆破される(実際は、攻撃のタイミングに合わせて地中に埋めた火薬を爆破させて、爆撃された様に見せかけている)。
沖縄ロケの際には実際の在日米軍(主に海兵隊)が協力、また戦車は映画『戦国自衛隊』・『ぼくらの七日間戦争』で使用された61式戦車のレプリカを使用する等本物志向であった。
オチとして、エリア外を逃げ回っても結局爆撃されてしまう(その場合、大量の爆破攻撃を受ける)。
誰かが脱いでいる(ガダルカナル・タカ、井手らっきょ、上島竜兵あたりの可能性が高い)。
バス吊り下げアップダウンクイズ
○バスか×バスか、正しいと思うバスに乗車。
不正解のバスはクレーンで吊り上げられ、海上でクイズを行い誤答するとそのまま沈められる。
二台用意されたバスは一方が明らかにボロボロ(廃車になっているもの)であり、お約束として皆ボロボロの方に乗り込んでいた。
地元漁師が漁を止めた程の大時化の海で行った為、死人が出てもおかしくない過酷な状況下でのクイズとなり、視聴者・出演者共に番組の名シーンとして挙げる事が多い。
このクイズ形式は後に「家吊り下げアップダウンクイズ」という3択クイズ形式の続編が制作され、ここでもお約束として一部の芸人は安上がりに作られていた和風ハウス・洋風ハウスに入っていた。また、クイズに誤答するとバス同様にクレーンで湖に沈められる(本来は第10回大会で放送される予定だったが、あまりにも悲惨すぎたために放送されず、お蔵入り。数年後に、全3巻からなるビデオ『北野武のお笑いウルトラクイズ講座』が発売され、その中でこのクイズの模様が収録されていた)。
石倉三郎○×クイズ
第2回に行われた企画。
石倉三郎に関する○×クイズが3問出題される。
○か×か正しいと思う方のエリアに移動。
正解発表後、芸人達が石倉に関するエピソードを暴露した。
最後の3問目のゾーンは落とし穴になっており、隠れていた石倉本人が激怒して、ハリセンで芸人を襲うというオチだった。
人間ロケットクイズ
クイズに間違えたり、早押しの解答権を得ようとする際に、人間ロケット(いわゆる逆バンジージャンプ)をさせられる。
垂直に上がるタイプと斜め方向へ正にロケットの様に発射されるタイプの2タイプがある。恒常的に行われていた時期の後期では後者が多かったが、復活した第20回では前者が採用された。
打ち上げられる高さは第19回までは最近のテレビでは考えられないような高さだったが、第20回ではそれほど以前に比べ高く打ち上げられていなかった。
お約束として、不自然な衣装を着たダチョウ倶楽部の上島が、人間ロケットの際に衣装が脱げて、全裸になる。最初の数回は綺麗に脱げなかった等失敗続きであった。しかしウド鈴木との合同で挑戦したとき、上島は正解していたが、妻の広川ひかるが間違えて発射ボタンを踏んでしまい、上島がきれいに脱げて大成功。さらにウドもきれいに脱げたため、2人で成功を喜び、素敵な抱擁をした。
第20回の放送で大島美幸が、その不自然な(脱衣前提の)衣装を脱いで(上下お揃いの白の下着のみになって)飛び出しただけでなく、空中で泣き出して鼻水を出し、さらに衝撃的な腹の肉を見せた。女性の出場者の服が脱げたのは初めてだった。逆に同組だった上島は正解扱いになってしまったため逆バンジーすることができず、非常に悔しがっており、見かねた野沢直子が発射ボタンを押したが、飛ぶ高さが低空に改造されており、不発で放置されてしまった。因みにこの時は猫ひろしも衣装を脱いで飛び出している。
以前までは、まるでロケットのように背中や足元から、火花(花火)が噴射していたが、復活した第20回では噴射していなかった。
2007年11月、この逆バンジージャンプが速水もこみちが出演しているサントリー「ビタミンウォーター」のCMで再現された。出演は上島竜兵と小島よしお。上島はこのCMでも低空にしか飛ばされず、服が途中までしか脱げず上島自ら服を脱ぐ行為に出ている。
ダジャレクイズ
温泉に浸かったり、サウナや冷凍庫の中に閉じ込められたり、金粉を全身に塗ってマラソンをしている状態で長時間ゲストの講演や歌を聞いた後、お題の物を使ったダジャレを答える。講演には放送当時ワイドショーなどで話題になった人物が出演する。
合格する(面白いダジャレを言う)まで解放されない。
歌のゲストで最も登場していたのはにしきのあきら(現・錦野旦)であった。
マラソンクイズでは当時チャンピオンだった辰吉丈一郎も講演者側になったことがあるが、渡嘉敷勝男が話を伸ばす努力をしたこともあり、金粉まみれで苦しんでいる解答者たちからは散々な罵られようだった。
第20回では冷凍庫の中に閉じ込められた上に、不合格になると高温のロウ液をかけられて体を固められるという新たな罰が用意された。合格しても、たけしの独断でかけられることがある(ちなみに、このときは林葉直子が自己破産についての講演を約1時間10分行った)。
松村邦洋の持ちギャグ「バウバウ」(元ネタは北野ファンクラブにおける相手役高田文夫の合いの手的な笑い方)はこのクイズで産まれた(第8回)。またこの時は当時幸福の科学に入信し、世間を驚かせた景山民夫が「宇宙・愛・そして笑い」についての講演を行った。
粘着もの
ゴキブリ駆除に使われる様な、非常に粘着力の強い物質の上でクイズを行う。
クイズ収録後、数時間かけないと取れない程強力な為、挑戦者の殆どは髪の毛部分をタイツやフェイスガードなどで覆って挑戦(井手らっきょを含む)、女性参加者はウェットスーツを着用、また参加すると特別手当も貰えた。
間違えると乗っている滑り台が傾けられて粘着へ落とされる、粘着の上で相撲やポカポカドボンを行う等様々な趣向で行われたが、末期は後述の格闘技クイズでの罰ゾーンの一角として設けられた。
アゴ勇はほとんどの回でこの粘着クイズに参加しており、特徴のある長いあごに粘着物を必ず付けて伸ばして笑いを取っていた。
粘着を長く伸ばせば伸ばすほど賞賛される。
長く伸ばすと、巨大なシャボン玉が出来上がる。
第20回では、出演者にハーネスが装着され、クレーンで持ち上げる仕組みが導入され、粘着が長く伸びて、前述のようなシャボン玉がたくさんできて、他の出演者を感動させた。
粘着のはがし方が、第20回大会のDVDに収録されている。
ロウかけもの [編集]
粘着もののポスト企画として、第17回で初登場。「固まったら負けよじゃんけんロウかけクイズ」と題して、じゃんけんで負けると、水の代わりにロウを、体に固まるまでかけられるというものだった。1対1、または、1対2で行われた。
第20回では、冷凍庫に閉じ込められ、長らくゲストの口演を聞いたうえで、ダジャレに挑戦し、面白くないとロウをかけられるという内容だった。このクイズで、ボビーオロゴンは面白いダジャレを言ったが、たけしに何回も挑戦させられる羽目に。それに怒ったボビーは「お前ロクな死にかたしねぇよ」とキレていた。
プロレス(格闘技)字読みクイズ
キラー・カーンや佐竹雅昭らプロレスラー・格闘家を相手に、挑戦者が勝負を挑む。第20回ではスターレスラーの一人である蝶野正洋が登場した。
格闘家以外にも、ブル中野などの女子プロレスラーを相手にした公然猥褻もお楽しみであった。
足の裏や、内股に貼ってある単語を読み取れば正解なのだが、次第にこのルールはスルーされるようになり、格闘家と挑戦者の闘いと、後述の罰ゾーンでの挑戦者の状態を楽しむ傾向になっていた。
ダチョウ倶楽部が3対1で挑むも、コンビネーションがバラバラだったり、井手らっきょと春一番のアントニオ猪木のものまねを持ちネタとする者同士でタッグを組んで挑戦するといったことがお約束。ただし、出演者たちが相手レスラーを挑発するときに、実際のリング上で発せられたセリフを使ったり、プロレス作法にのっとった動きを見せるなどして、出演するレスラーに対して相応の敬意も示していた。(ダチョウ倶楽部や春一番は根っからのプロレスファンである)
トリは井手らっきょが毎回、自前のコレクションから様々な下着を着用して現れる(着用していたのはすべて既製品)。ビキニブリーフ、ペンギンTバック、パンダTバック、ケツ割れサポーター等そのコレクションの充実ぶりがわかった。
当初リング周囲には何もなかったが、後に水溶き小麦粉や爆破、粘着や海といった罰ゾーンが設置された。
終了後、春一番の「本日は負けてしまいましたが~」「いくぞー!」「1、2、3、だーっ!」が恒例だった(第20回は病み上がりのため欠場)。
復活した第20回では、試合で負けると「三角木馬」か、初登場の罰「ピッタリ吸引拘束マシーン」という真空パック状のなかに放り込まれ、掃除機で中の空気を抜いて、身動きがとれずにさらし者にされるという、過激な罰を受けた。その際、森三中の大島と神無月の愛のハーモニーは、規制が厳しいためか放送されず、DVDで明らかになった。罰としては、吸引の罰の方が目立っていた。
第20回では、試合前に「ウルトラハッスル軍」のダンカン総統(ハッスルの高田総統のパロディ)が挑戦者達に宣戦布告をするという演出が加えられた(もっとも挑戦者達から「緊張されてます?」といったツッコミが入ったが)。
たけし十番勝負
参加者ばかりに過酷なクイズをさせていることに対して、一部から抗議があった事に端を発した企画。
たけし軍団として配下に置いている、ダンカンやラッシャー板前らとゲームで対決したり、大脱出に挑戦したり、ワイヤーで吊るされた状態で巨大しゃぶしゃぶや焼肉の料理に挑戦している。
対決もの
じゃんけん水かけゲームやポカポカドボン、すまきプロレス(双方がマットで簀巻きにされた状態で、周囲に粉が敷かれたリング上でプロレス)などで挑戦者と直接対決。
大脱出もの
制限時間以内に脱出しないと爆破される、個室の中に閉じ込められた状況下で、個室からの脱出を試みる。
爆破が予想より早い・中々脱出しない(ように見せて)見ている参加者をやきもきさせているが、脱出は無事成功させる(その点は、後述の人間性クイズに通じるものもある)。ただし、本当はツッコめる、変な格好で出てくる場合が多い。
「シャワールーム大脱出」はラッシャー板前と2人で挑戦。2人とも脱出に成功した。
「デビルタワー大脱出」はその後、ほぼ同じ仕掛けや制作班で、別番組で香取慎吾や松浦亜弥、岡村隆史が挑戦している(彼らも成功)。
ワイヤー吊り上げもの
たけしがワイヤーに吊るされて参加者がそのワイヤーを持っている状態で、彼らのアシスト(上げ下げ)により、たけしが巨大なしゃぶしゃぶや焼肉を調理する。
しかし、お約束として異常に高くしたり、逆に手を離して、しゃぶしゃぶの鍋や焼肉の熱された鉄板に、たけしの体を落としてしまう事も多々ある。
内村光良がタネを作る役、たけしがそれを焼く役として、共作でお好み焼き作りに挑戦した回もある。
『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』の野球大会企画にたけしが出演し、そのお礼を兼ねて、内村が出演した。
同様の装置で『めちゃイケ』の日本一周企画にて、中居正広が巨大焼きそば作りに挑戦した。
人間性クイズ
いわゆるドッキリで、このコーナーだけはクイズとは本当に無関係である。内容は、ドッキリに嵌められた者並びにその風景を隠しカメラで撮影し、別室モニターで他の出演者一同がその模様を楽しむという企画である。なお、ターゲットにされた芸人が、その回の優勝者になることも少なくない(過去に、ガダルカナル・タカ、井手らっきょ、バナナマン日村、カンニング竹山など)。
参加者をはめる事が多いが、ビートたけしも1度だけ、偽企画でサウナに閉じ込められた事がある。
先輩・後輩もの
先輩芸人が後輩芸人に対して力関係を使い、ホモプレイやSMプレイを強要する。
仕掛け役として出川哲朗、ポール牧、岡村隆史、上島竜兵ら。
仕掛け役のはずが逆に騙される逆襲パターンも多い。例えば、チャンバラトリオの結城哲也が仕掛け役になった「チャンバラトリオ結城哲也はSMがお好き」では、仕掛けられ役の上島が、逆に結城に対しお得意のホモSMで逆襲した。
出川哲朗も仕掛け役であったが(表向きは上述の結城同様後輩にSMプレイを強要させるもの)、岡村にSMプレイをしている最中に岡村がキレるというシチュエーションがあり、マジ切れした岡村に対し、出川はあたふたしていた。その後「番組を台無しにしやがって!」と、出川がたけしに激怒されていた(勿論、逆ドッキリの一環)。
お色気もの
マッサージを頼んだら、目隠しをされ、いつの間にかSM嬢やプロレスラーに変わって痛い目にあわされたり、ターゲットを露天風呂の女湯覗きに誘ったりするなど。坂田利夫、松村邦洋らがターゲットになった。
家族・恋人同席もの
ターゲットが酔わされて裸になっていたり女性タレントを口説いている様子を、ターゲットの家族や婚約者、恋人がこっそりと見ているというもの。
ターゲットは、井手らっきょ、ガダルカナル・タカ、谷隼人、上島竜兵、宮尾すすむら。
スタントクイズ
カースタントの名門・タカハシレーシングの協力の下、カースタント、バススタント、モーターボートスタント等、様々なスタントに参加者が挑戦。決勝戦の定番だった。
お約束として、クライマックスはぶつかると爆破・炎上する(もしくは既に炎上している)張りぼてのバスに突っ込むスタントがある。
ヘリコプタークイズ
ヘリコプターから下ろされた縄梯子を登り、途中にある問題に答えて正解というもの。第1回、第3回の決勝問題。
答える以前に、縄梯子に取り付いて空へ飛び上がれば、それで正解となる。
 
 スカイダイビングクイズ
○×クイズや早挙手クイズ等、様々な方法で参加者にスカイダイビング(タンデムジャンプ)をさせた。
空中パラシュート受け取りクイズ
ダチョウ倶楽部の上島が挑戦。
インストラクターがパラシュートを背負っておらず、落下中に○か×か正しいパラシュートを選んで装着しないといけない。
間違いのパラシュートは開かず、また猶予も1分強と、インストラクターも半ば諦めた程、非常に猶予時間が短い状況下の中だったが、見事成功。


 その他(人気企画)
ワニクイズ(熱川バナナワニ園での収録)
アクリルボックスに頭を突っ込んで、中にいるワニと対面した状態でクイズに挑む。
誤答するごとに反対側からワニが接近。
このクイズで見せた桜金造のリアクションは伝説である。
「(ワニが)シュ~って言ってるよ!シュ~って!」は名言とされている。
ワニが急接近して、泣きながらアクリルボックスを壊し、なんとか逃げた・・・などがある。
派生型としてワニ池の上を鶏肉付でロープで渡ったり、金網越しにワニの腹に記された文字を読む、字読みクイズも登場した。
闘牛字読みクイズ
荒れ狂う闘牛の格好をした車が参加者に襲い掛かるというもの。このクイズで参加者は撥ねられたりと、一歩間違えれば大怪我という大変過激なクイズだった、最後は、お約束として闘牛が暴走し、参加者たちは逃げ回っていた。林家ペーはこのクイズで、闘牛の上に乗って写真を撮ろうとしたが、転落してしまった。
バンジージャンプクイズ(虹の塔(玉造町=現在の行方市)での収録)
高所恐怖症のダンカンが企画するも、太田プロダクションなどから「金を積んでもやらない」と言われてしまい、やる人がいなかったそうである。結局はダンカン自身で行った。
問題は「世界最大の両生類は?」。正解は「オオサンショウウオ」だったが、ダンカンの答えは「カルーセル麻紀」で不正解。
人間水車クイズ(沖縄残波岬ロイヤルホテル駐車場での収録)
水車の側面に大の字に縛られた姿でクイズの問題や質問に解答。
誤答する毎に水車が回転し頭が水没。
たけしが張り付けになって、当時話題になっていた宮沢りえとの関係を質問された時は、その模様やたけしの発言が、翌日のスポーツ新聞各誌で記事となった。
熱湯イントロクイズ ドレミファポン!(スパリゾートハワイアンズでの収録)
曲のイントロを聴き、熱湯で満たされたプールに浮く発泡スチロールの浮島の上のマイクでその曲を歌えば正解。(そこまでは同じく発泡スチロールの浮島の上を渡っていく)
熱湯はタコが茹で上がるほどの温度、と言う設定で、岸には氷を入れた箱が用意してあった。
最後になぜか全裸になった上島が、キラー・カーンと一緒にウォータースライダーで滑り降りるという罰ゲームを受けた。
リュックサック爆破クイズ(熱海サンビーチでの収録)
爆薬が入っているリュックサックを背負い、クイズに正解できないと導火線に火をつけられて爆破される。
ダンカンが挑戦した際は、参加者から離れると見せかけて、自爆テロさながらの突撃をみせた。
ダチョウ倶楽部が挑戦した際、海に飛び込む前に爆破の炎が頭を直撃し、肥後の髪が焦げてしまった。さらに上島の髪の毛が抜けてしまった。
愛車破壊クイズ
芸人に対してクイズを出題し、クイズに間違えると大型ブルドーザーでその芸人の愛車を踏み潰していく物。
結果としては、“手違い”という形で正解しても、誤答しても、ブルドーザーを前進させ、愛車を破壊していった。同型の新車(または改良型の新車)を後になって愛車を破壊された芸人に譲り渡したが、これらの負担は製作局の全額負担であった。
政治家クイズ王日本一決定戦(拷問つき)
5人の国会議員と出演者のペアによる早押しクイズ。
解答権があるのは国会議員のみで、お手つき・誤答すると、出演者が乗っている三角木馬の角度が鋭角になっていく。
5問正解で勝ち抜け。最後の負け残りペアが罰ゲーム(出演者のみ罰ゲーム)。
罰ゲームはロデオ機能付き三角木馬に乗り、国会議員が誤答すると木馬が激しく動く。
負け残った上島が罰ゲームを受けた。
お好み演芸アワー
芸人の中から抽選で組み合わせが決定し、即興芸を行うというもの。
お客さんの支持率が75%未満の場合、罰ゲームとしてパイがぶつけられる。
梅垣義明の「イヨマンテの夜」がアイヌ団体から抗議を受けた。
たけしと水道橋博士が漫才を披露し、即興とは思えぬほどの実力を発揮したが、お約束通り罰ゲームを受けた。
メイキングクイズ
本編の合間に収録したミニクイズで、審査員の女性芸能人らが解答する。
ポール牧指パッチンクイズ
ポール牧が指パッチン100回を何秒でできるか当てる。(ちなみにこのときの正解は36.2秒。91回目からは画面がスローモーションになり、更に爆笑を誘っていた。)
その他、10秒間で何回指パッチンできるか、水中やロデオマシーン上で何回できるか、などのバリエーションあり。
また『スーパークイズスペシャル』でも、「『お笑いウルトラクイズ』からの問題」として1991年-1994年に同様の数当てクイズを出題した。