昨日の経済ニュースの大きなポイント
・日経平均、史上初の4万8000円台到達 高市新総裁の誕生を受け、「高市トレード」とも言える期待感から日経平均は2,175円もの爆発的な上昇を見せました。これはもう、お祭り相場ですね。
・止まらない円安、一時1ドル150円台に 新政権の積極財政への期待は、日銀の金融緩和が継続するという見方にも繋がり、円安を加速させました。輸出企業にとっては大きな追い風でしょう。
・市場心理は「超」強気に これだけの急騰ですから、市場はイケイケムードです。ただ、こういう時こそ冷静になる必要があると、私は過去の経験から身をもって痛感しました。期待だけで上がった相場は、何かのきっかけで一気に崩れる危うさも持っています。アベノミクス初期の熱狂と、その後の調整局面を思い出しますね。今は流れに乗りつつも、常にリスク管理を怠らない姿勢が大切かと思います。
現在の価格
47,944.76円（10月6日終値）
具体的戦略
投資は自己責任でお願いします
さて、本日の戦略です。結論から申し上げますと、**「上昇トレンドは認識しつつも、過熱感から利益確定売りを狙う」**のが賢明だと考えています。
というのも、昨日の急騰は、企業のファンダメンタルズが急に好転したわけではなく、あくまで「新政権への期待感」という非常に属人的な要因で動いているからです。スイングトレードの基本は、企業の価値に基づいたトレンドフォローですが、ここまで期待が先行すると、機関投資家のような大口は、個人投資家が熱狂している間に、高値で静かに利益確定を進めるものです。私達個人投資家は、その動きを先読みして行動する必要があります。
過去に私も、こうしたお祭り相場で高値掴みをし、その後の調整で痛い失敗をした経験が何度もあります。大切なのは、熱狂に惑わされず、一歩引いた視点を持つことです。
エントリーポイント設定
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買いエントリーポイント：押し目を待ちたいので、今日は見送り。もし調整が入るなら47,000円あたりが一つの目処でしょうか。
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売りエントリーポイント：48,300円
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エントリー根拠：昨日の高値を超え、4万8000円台の定着に失敗したタイミングを狙います。過熱感からの利益確定売りが出やすい水準と見ています。
利確／損切ルール
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利確目標価格：47,500円
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損切価格：48,600円
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利確/損切根拠：利確は短期的な下落の節目を狙います。損切りは、想定が外れ、上昇トレンドがさらに加速した場合に備え、直近高値を超えた水準に設定します。