7/8（火）投資戦略

#昨日の経済ニュースの大きなポイント

昨日の経済ニュースで特に注目すべきポイントが3つありました。

米国の関税政策に対する警戒感：これが市場全体に重くのしかかり、特に輸出関連株を中心に売りが出ました。私自身も過去に、特定の国の政策変更がこれほどまでに市場に影響を与えるとは身をもって痛感しました。大口投資家はこうした政策の動向をいち早く察知し、先回りしてポジションを調整します。個人投資家としては、日々のニュースを深く掘り下げ、その背景にある意図や影響を冷静に分析し、慌てずに次の戦略を練ることが大切です。
グローバル経済の減速懸念：一部の経済指標が予想を下回り、世界経済全体の成長鈍化への懸念が広がりました。これは、短期的な値動きだけでなく、中長期的なファンダメンタルズに影響を与えるため、スイングトレードを行う私にとっては非常に重要な情報です。
主要中央銀行の金融政策発表への思惑：来週にかけて控えている各国中央銀行の金融政策発表を前に、市場ではその内容に対する様々な思惑が交錯しました。金利動向は企業の資金調達や消費者の購買意欲に直結するため、常に注目しています。

日経平均の昨日の終値は39,587.68円でした。前週末比で223.20円安となり、市場の警戒感がうかがえます。

投資は自己責任でお願いします

エントリーポイント設定

買いエントリーポイント：39,400円〜39,500円
売りエントリーポイント：39,800円〜39,900円
エントリー根拠：昨日の下落は米国の関税政策への警戒感によるもので、ファンダメンタルズが大きく悪化したわけではありません。過度な売りが出た反動で一時的な買い戻しが入る可能性も考えられます。39,500円近辺は心理的な節目であり、この水準での反発を狙った買い、または反発力が弱い場合の短期的な売りを検討します。大口投資家は、経済指標や政策発表で市場が動揺した際に、企業の本質的価値を見極めて、一時的な下落局面で仕込みを行うことがあります。個人投資家としては、経済ニュースの背景を理解し、割安になった優良銘柄や、短期的なリバウンドが期待できる指数への投資を検討することが重要です。

利確／損切ルール

利確目標価格：買いの場合 39,800円、売りの場合 39,400円
損切価格：買いの場合 39,300円、売りの場合 40,000円
利確/損切根拠：買いの場合は、39,800円近辺に短期的な抵抗線があるため、そこを利確目標とします。売り建ての場合は、昨日の終値からの下落が続くようであれば、39,400円を目標とします。損切りは、想定と異なる値動きになった場合に損失を限定するための重要なラインとして設定します。

本日に株価が大きく変動する可能性のあるイベントは以下の通りです。

本日の経済指標発表：午前中に日本の消費者物価指数や鉱工業生産指数など、日経平均株価に影響を与える可能性のある経済指標が発表される可能性があります。これらの指標が市場予想と大きく乖離する場合、株価が変動する可能性があります。
重要な日本企業、米国企業の決算発表：個別銘柄の決算は市場全体のムードにも影響を与えます。特に大型株の決算には注目が必要です。
金融政策発表：主要国の金融政策に関する発言や、関連ニュースがあれば、為替市場を通じて日経平均にも影響が及ぶ可能性があります。
その他、株価に影響を与える可能性のあるイベント：地政学的リスクの高まりや、突発的なニュースなど、市場の不確実性を高める要因には常に注意を払う必要があります。

大切なのは、これらのイベントの時間と内容を事前に確認し、市場の反応を冷静に見極めることです。私自身も、旅行先でも情報収集を怠らず、常にアンテナを張るようにしています。皆さんも、今日のイベントに注意を払い、堅実な投資判断をしてください。