私と本30『ごめんねでてこい』

　4日にかけて、今年の夏休みの課題図書を紹介してきました。今日は低学年最後の1冊です。

作・絵:ささき　みお

　表紙がかわいい

　おばあちゃんの家の改装工事のため、少しの間いっしょに暮らすことになったはなちゃん。優しいおばあちゃんと暮らすのは最初はとても楽しかったけれど、おばあちゃんが正論だけれど注意をされたり

いつもと違う環境にだんだんもやもやしてきて、ついに…。

「おばあちゃんなんて、きらい!」

と言ってしまったはなちゃん。

　あるよね～。本当は嫌いじゃないのに、思い通りに行かなくて、つい心にもないことを言ってしまうんですよね…

　　そんな、はなちゃんが、無事に

　「ごめんね」

と、言えるのでしょうか大好きなおばあちゃんと仲直りができるのでしょうか

　心の動きを学ぶ低学年にぴったりだと思います。いろいろな視点で物事を見て素敵な感想文を書いてくださいね。楽しみにしています。