村上春樹
第2部
奥様が出ていった理由が分かったけれども、なんかしっくりこない。本人からでなくお兄さんに離婚しろと言われても納得いくわけがない。当たり前のこと。でも、旦那さんを愛していたからこそ綺麗なままの思い出ていて欲しかったのか?女性の欲?みたいなものは見せずに。
トオルが鈍いから逃げ出したのか?でも、男と女なんてさ。話さないと分からないことだらけだよね。そういう話しも機会を持って少しずつ理解し会えると理想的ですよね。はずかしー![]()
さてさて、いよいよ物語は深く。
登場人物も増えその、役割も多岐に渡り。
加納クレタ、マルタ姉妹
メイ
間宮中尉
叔父さん
などなど。
面白かったところは、井戸に入るところ。
古井戸から空を見て 意識と無意識について考えたり性、欲、について考えたり。
普通の生活では向き合わない事柄ですよね。
こういう小説を読むと自分自身のこともきちんと考えなければいけないような気になりますね。