先日、大江千里さんのRainについて書いたが
今日のRainは教授こと、坂本龍一さんのRain。
最初に聴いた時から、虜になるのにそう時間はかからなかった。
Rain - I want a divorce
基本的に教授の曲はそのクオリティーの高さ故に
色々なアレンジが可能だ。
ピアノ単体でも、弦楽器とのトリオも素敵だし
このようにドラムを入れても成り立つ。
映画「The Last Emperor」(1987)でアカデミー音楽賞受賞したのは
日本人としては初めての事だった。
2001年、TBSの50周年特別企画番組「地雷ZERO 21世紀最初の祈り」に出演。
同番組の企画において、親交のある国内外のアーティスト達を起用し、
地雷除去のためのチャリティーソング「ZERO LANDMINE」を作曲、リリースした。
そんな彼が二年前に続き、MUSIC/SLASHで12月に配信を行う。
2014年の中咽頭癌から始まり、療養生活も挟んだ。
前回のMUSIC/SLASHは直腸がんの転移を聞かされた翌日だったと聞く。
個人的には2019年の熊本城ホールのこけら落としに一番前の席で
教授から約6~7mの距離で聴けたこと。
また、2020年1月5日に沖縄のコンベンションホールでも直接演奏を聴けたのが
貴重な思い出だ。
直腸はもとより、肺の摘出手術も受けており療養しながらの活動。
「新潮」で2022年7月号より「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」の連載も始めた。
ちなみに「新潮」7月号を手に入れようとすれば、販売価格では買えない(笑)
今年2022年6月、自身で「ステージ4」であることを公表していた教授。
「恐らくこれが、皆さんの前で出来る最後のパフォーマンスだと思います。」
彼自身がそう語っている。
もちろんticketも買った。
教授、12月11日楽しみにしています。
どうぞご自愛ください。